2011年9月27日火曜日

The End of Time is a New Begining ?

今日は9月26日。

いろいろなことが起こると言われている一日前だ。

こんなことを言うと、あれかと思われるかもしれないが、今回の事はいろいろと私も心に引っかかってくる・・


米国人の9Naniaが前々から9月末には何かが起こる、と言っていた。
その日にちは、9月27から30日の間。
彼女は3月11日に起こることを前もって知っていた一人。

それは元々エレーニンが地球と太陽との間に一直線に並んだ時に、いつも大地震(過去にもチリやニュージーランド)で大地震が起こってたからだ。

実際に整列したのは、3月15日だった。
だけど、彼女は3月11日頃から影響が出始めるから、注意をしてと、最後は叫びのような声で3月8日にyoutubeに警告を発していた。。

彼女が見たビジョンは何だったのであろうか。。
それは太平洋のどこかで、大地震が起き、津波で多くの人々が飲み込まれる映像。。
でも彼女は場所を特定することはなかった。

この3月11日、日本で起きたことは彼女を一躍注目の人物として持ち上げ、またバッシングの的となった。(バッシングしてるのは主に英語圏の人間だが・・)


エレーニンは実際には存在しないのかもしれない。

いや、存在したとしても、それは実際に物理的に影響を与えるものではないのかもしれない。

エレーニンは、ただの、場所、なにかが起こる位置と日時のインディケーターなのではないだろうか?


9Naniaは、9月27-30日の間に、エレーニンがVIRGO(おとめ座)の足元に通るという。。
昔使われていた13星座の中のこの時期はまだ、おとめ座の足元(3分の1)である。


最近確認された、銀河系にある、木星以上もの大きさを持つという、炭よりも黒いという惑星ティース。

何故そんな近いところにありながら、今まで見つからなかったのか?
それはあまりにも(炭より)も黒い為に、光をほとんど発せず、望遠鏡に見えなかったからだという。

じゃ何故そんなに黒いのか?
何でできているのかは、まだ誰も知らない。
本当に惑星なのか、ブラックホールなのかも、誰にもわからないのかもしれない・・

この惑星X(ティース)から送られた、不吉な彗星。
エレーニンはそのかけらかもしれない、と。


ヤンソンがシリーズの最初に書いた、「ムーミン谷の惑星」。
この物語にも、この赤い尾を持った、不吉な惑星が地球にやってきて、海を干上がらせ、地上の物を焼きつくし、生き物たちを殺していった・・
そして彗星が近づくにつれ、嵐があちらこちらで巻き起こる。強風、竜巻・・・

もう40年以上も前に書かれたのに、ヤンソンはこのことを知っていたのだろうか?

彼女も何か”ビジョン”を見たのかもしれない。。
そしてそれがこのシリーズを生んだ、力となったのかも。。

それはただの私の空想だけれども、大人の作家たちはきっといつも何か”いいたい事”を表すために、童話を材料に使うのかもしれない。。

それはきっと、子供向けの空想童話の方が、直接的なフィクションよりも、内容を”和らげて”表現できるから。ほのめかしがきっとできるからかもしれない。
そして大事なことを子供たちに伝えることもできる。。

まるで歴代の”預言者”達がとったような方法でもあるが、どれもこれもがもちろん、”預言的”なわけではない。。

以上の事は最近私が感じたこと。。。。

明日,明後日は新月の夜。。。。

一生暗闇が続きませぬように。


25日から、惑星整列がすでに起こっている。
そして太陽の動きも少しずつおかしくなっている。。。
( ある黒点が地球サイズ以上に異様に膨張し、フレアの放出が増えている。 )



惑星整列25日~26日:
天王星-地球-月-太陽。
木星-太陽-金星。
金星-水星-火星も殆ど一直線に並び、
海王星-太陽-水星も整列。
( 7つの太陽系惑星が太陽を見守る・・ )

そして27~29日には、今までも巨大地震を起こしている、地球-月-太陽-水星の並び。

thebarcarollerもM7クラス以上の地震を予測する。

これは黙示録の第8章のくだり。。
私なりに解釈を入れてみた。

When he opened the seventh seal, there was silence in heaven about half an hour...
彼が7番目の封印を開封した時、約半時の静けさが天に訪れた。
( 7つの惑星の間をぶち破って、エレーニンが地球と太陽の間に登場した時、宇宙は一時の静けさに包まれる。 )=7つの惑星が太陽と整列するとき、エレーニンがその間に入る。


And I saw the seven angels who stand before God.
He was give
n seven trumpets. 
そして私は神の御前に立つ、7人の天使を見た。
神は7つのトランペットを与えられた。
( 太陽は7つの惑星に見守られながら、7つの破壊の要因になる太陽フレアを噴き出す準備をし始めた。 )=太陽と整列した7つの惑星の引力により、太陽活動が活発になる。

Another angel came and stood near the altar. He wore a golden censer, and he was given a large number of perfumes for the offer with the prayers of all saints upon the golden altar which is in front of the throne.
別の天使がやってきて、祭壇の近くに立っていた。彼は黄金の香炉を身に着けていた。そして彼は、御座の前 にある、黄金の祭壇の上のすべての聖人たちの祈りと申し入れのために、多くの香水を与えられた。

( 別の小惑星であるエレーニンがやってきて、太陽の近くに立っていた。エレーニンは太陽の活動を活発化させるための器を身に着けていた。そして太陽系のすべての惑星の引力をかりて、太陽フレアを起こすエネルギーを与えられた。 ) = エレーニンが太陽と地球の間に入り、太陽活動を活発にさせる引き金となる。

And by the hand of the angel, the smoke of the incense rose in front of God, with the prayers of the saints. 
そして天使の手によって、お香の煙は、聖人たちの祈りと共に、神の御前に立ちこめる。

( そしてエレーニンの作用により、太陽系の惑星たちに見守られながら、太陽フレアは宇宙の中に立ち込める。。 ) =そしてそのエレーニンの作用により、7つの惑星たちの引力を浴びて、太陽フレアは一層激しさを増す。



太陽系の7つの惑星たちが整列しはじめた。
その7つの惑星たちが、太陽と交差し始める。。
ゆりかごの中のエレーニンを交えながら。。

太陽フレアの活動が活発になる。。

エレーニンが太陽と地球の間に入り、一直線に並ぶ。


太陽のフレア活動が今まで以上に活発になり、CMEが地球方向に放出される。。
そしてもうその太陽風は、すでに地球に到達し始めた。

南向きの磁場が大きく振れている。。
そして強い磁気嵐がまた起きている。



そして黙示録の8章最後のくだり(第5節)、 
Then the angel took the censer, filled it with fire from the altar and threw it on the earth: and they were thunders and voices and lightnings and an earthquake.
”そして天使は黄金の香炉を手に取り、祭壇から炎でそれを満たし、それを地球に向かって投げつけた。

( そしてエレーニンは太陽を手に取り、炎で満たし、それを地球に投げつける・・そして多くの雷、声、稲妻、そして一つの地震が起こった。。 )

” 彗星はカタストローフをつれてくるもの=いなごの大群、伝染病、地震、強風、竜巻など。(ムーミン谷と彗星)”


彗星が近づくにつれ、強風が起こった。。

地震が起こる新月の夜に。 
それはトリガーとなって、満潮の海を襲う。。

何か火を交えたものが起こるかもしれない。
それは海底火山なのか、それとも地上にあるものなのか、火を噴く姿。
海(水)の中に逃げろと言う。

これはただの私の空想の物語でしかない。。
ほんとうに起こるかさえ分からない。


そしてそれがもし本当に起こったら、今までの価値観が逆転するだろう。 
我々に強烈な痛みを伴い、いつか欲望の塊となった魂を持つ者たちで溢れかえるバビロンは滅びる。

そして我々は、今までの自分たちの姿を悔い改め、欲を切り落とし、本当に大事なものを見つめられるようになり、新しい価値観を生きる世界を与えられるのだろう。

その本当の答えは、この全宇宙の神のみぞ知る。

そして我々の今この瞬間の試みが、その未来の運命をも導いているのだと。

( 完全なるフィクションです。お忘れなく。。 )

2011年8月5日金曜日

Are we moving to Another Dimention ?

ブログを今まで読んでくれてきた人々、ありがとう。

長い間、さぼって(?)きてしまいました。

でも実はサボっていた訳ではなく、私の中で3・11から続いた”終わらない日々”から解放され、少しでも、この穏やかな、嵐の合間に、少しでもリフレッシュをして、最後の夏のバカンス(?)-そして久し振りの-をこころゆくまで楽しもうとした結果でした。

お陰さまで、7月2日から始まった、約1カ月に渡る、ヨローッパ内での”旅”も、間でこれといって心配するようなニュースも聞くことなく、穏やかに過ごすことができました。
( きっとあの、怒涛のような気の休まることのない日々からの解放、つかの間の休息を与えてくれたのかもしれない。。まるで何も起らなかった頃のように過ごせたことを感謝します。ありがとう。 )

そしてまたGoing back to work☆
最近またずっと気になることが出始め、自分の中でこれまでに気になっていたことがあるので、リサーチを始めました。

私の中ではずっと、3・11が始まり、この世の終わりが始まったような気がしていましたが、そんな中で出会った文章の下りです。
それは今から2000年くらい前に書かれたと言われる書物。
キリスト教から、聖典とみとめられるまで(そして認められてからも。。)物議をかもし続けたあの書物です。

Apocalypse、日本語では黙示録、英語では Revelation of John とも言います。
このApocalypseの本来の意味は、”覆いを取り外す”という意味です。
なので、隠されていた真実が、我々の目の前に顕わになる、という意味でもあります。

この黙示録を書いたヨハネス(ヨーロッパは言語によって呼び名が変わり、英語だとJohn,フランス語だとJeanだったり。。)は、キリストの誕生を予言した聖人の一人(イエスの弟子ですが)と言われています。
あまりにも内容が衝撃的であったため、キリスト教会ではその存在を聖書に入れるかどうかでずっと物議がかもされましたが、こういった前述の人物本人が書いたであろうことを考慮して、新約聖書の最後の部分に加えられました。

こういった”予言”的な文章は、何もキリスト教だけではなく、ユダヤ教や、マヤなどにも書かれているようです。

私は、霊能力者でも、予知能力があるわけでもありませんが、自分の”感じた”ままに、最近文書を書こうとしています。(読み返して、あとでびっくりすることもあるくらい。。)

最近、太陽の調子がなんだかおかしいと感じることはありませんか?

私は巨大フレア放出のあった6月9日以降、これほど眩しい太陽の光を見たことがない、と感じることが多かったり、特に晴れの日は北ヨーロッパ方面に向かうほど、太陽光線が肌につきささるように感じることが多くなりました。 そして、気のせいか、大気の酸素が薄くなってきているような気でさえ。。

気のせいであるといいのですが、なんだかこれが本当のことのように思えて仕方がないのです。

”我々を包み守ってきた大気が薄くなり、太陽の力が今までより強くなっている上に、そこからくる影響をダイレクトに受け始めている。。”

地球のオゾン層は、今年4月までの一年間に、なんと40%も失われたという報告がされました。
それは、我々人間の手による”自然破壊”やフロンガスの増加、によるものだけなのでしょうか?
それとも20年前に、多くの冷蔵庫が一気に廃棄処分にでもされたのでしょうか?

最近、我々と太陽の間を見えない力で守ってきたものが姿を消し始め、その増大したパワーにより、プロテクションなしで、直接我々人間の前に降り注いでいるような気がします。

そんな中での、福島での原発事故。。
ただでさえ、大気が薄くなっている上に、人工的に地球の放射能物質を、太陽からの増え続ける自然放射能に加えて、大気に放出してしまったのです。。

我々の寿命はあとどれ位でしょうか?

今いる3次元から、4次元、5次元の世界に、この世界の終わりには我々は入って行く、という言い伝えさえあります。

それを意味することは、どこにあるのでしょうか?

我々はその意味をもうすぐ知ることになる。

Xデイは、近いのかもしれない。

世界の終りが、我々の目の前に迫っていないことを願いながら、この恐怖感から、色々な我々のおかしてきた”間違い”を、正さなければいけない。

それができなければ、きっと、我々は、自分達の”寿命”を縮めることにもなるのだから。。
( この世の中から、利権と利己主義の人間達の目を覚まさせるか、そういった人間をいままでの握って来た権力の座から引き落とさなければ、我々の未来はないでしょう。 )

黙示録の最後にこんなくだりがあります。
ご参考までに。

「警告:この書物に(記述を)付け加える者には災害が加えられ、(記述を)取り除く者からはいのちの木と聖なる都から受ける分が取り上げられる。 (22章:18-21節)」

「この今の気候変動による危険な状態の中で、いっそう、私利私欲の為に、原発のような悪化させるようなことを加えようとするものには、災害が加えられ、その危険性や健康への影響について、考慮せず見ようとしないものには、その寿命が短くなり、安全な場所に住むことが許されなくなるであろう、」という意味に取れないでしょうか? すくなくとも私にはそのように聴こえます。

明日も、同じ場所から陽が昇ることを祈って。。
( ポールはすでに何度かの巨大地震のあと、3,4インチとずれていっているようです。。Kaku博士によると。。 )

太陽活動の活発化によって、早くて今日の夜にも、オーロラが、世界のどこかで、観測されることが予測されています。。

2011年6月17日金曜日

夢と現実が逆転した、迷宮に迷い込んだような日々の中で

日本からヨーロッパに戻ってきて、3週間が経った。

あっという間の日々であった。

特別何をしていたのか思いだせないほどであったが、まるである映画の中にいるように、夢うつつのような気分の、ある時”ふと醒めたら”それがまだ現実であったかのような、まるで夢と現実が逆転したかのような日々である。

( よく人間は、夢から覚めると”あ、・・ゆめでよかった”と思うことがあるが、最近は夢から覚めると、”あ、あれは現実だったんだ・・”と思う日々。 )

本当に私の周りには、不思議なことが起こる。
もちろん万人にとって悪夢である、あの津波と福島の原発事故もその中の事象として含まれるのだが・・・

個人であっても、おおきな大事故や大事件であったも、はたまたそれから考えられる我々の”運命”についても、さまざまな”お告げ”が我々の元に届く。

いつもなぜかその探していることの”紐解く鍵”が、与えられてしまうのだ・・

いつも直感的に”これは・・”と思ったことには、意味がある。
そしてその”おかしいな、”と思った理由についてこころの中で検証し、仮定をいくつか進めていくと、正しい答えに辿り着いたりする。 いつもこんな感じ。特に3・11以降は。

そしてまた、”あれ、もしかして・・”と思って調べていると、その”鍵”を解くための書物が、”どさっ”と天から落ちてくるようだ。(ネットであっても・・)
ときどき、外を歩いていて、ふと目の前に、その鍵を説く書物や資料が、目の前にまるで”スポットライト”が当たるように、(こんなことをいってしまってはなんだが)、目の前に飛びこんでくることもしばしば・・
そしてその飛びこみ方がふつうではないので、中を開けてみると・・・
”やはり・・”ということが多いから、不思議だ。
そしてもちろんそれを”読み解く”のもわたしの力にかかっているのだが・・・
まるで誰かが”伝えよう”としてくれているような気がする時も・・

こうやって、いろんな背景がわかってきた。
原発関連のこの世の中のしがらみも、個人的な事であっても・・・
もしかしてこの”宇宙”が与えている試練、に関しても意味があるのでは、と思えるようになってきた。
(そしてまたそれは何かの”サイン”であるのかもしれない・・・)

ひとついえることは”おかしいな”、とおもったことにはその理由がある、ということだ。

まるで”この世の中に偶然は存在しません”とだれかが言ったように・・

まるで不思議な映画の迷宮に迷い込んだような気がするが、”アリス”のようにその不思議をひとつひとつ謎といて、前に進んでいかなければならない。

今は蜘蛛の巣のように複雑に絡み合っているように見えても、その糸は、実は規則正しく、繋がりをもって紡がれているのだから・・・( そしてその”繋がり”は、実はおそろしく単純なものだったりする・・ )

我々はその”試練”を乗り越えることで、考え、解決方法をみいだし、成長していくものであるのであろう。( そしてそれを見ないように、見ない振りをしている人には、あとで試練がやってくる、という仕組み・・ きっと彼らには、今それを”乗り越える”力は与えられていないのであろう・・・ )

しかしある事象で人間が引き起こしたことに対する、最善のそれを解決する方法があったとしても、
我々はそんな中で大いなる”宇宙の運命”までは変える力は持っていないだろう。
ただ受け入れるのみか、そのインパクトを極力小さくする以外は・・・

我々はもうすぐこの”現実”という名の夢から目を覚め、白昼夢を見ながら過ごさなければいけない現実が待っているだろう・・ それはとてもカナシイことであるが、我々人間には、現実を忘れ去ること以外には残された時間をいかに「楽しく」過ごすかの方法を他には知りえないのかもしれないから・・

( 最近の私は、この現実の”悪夢”から逃れるために、眠りの中に”安らぎ”を見出しているような気さえもしてしまうのだ・・・ 夢の中では安心して”甘い夢”をみれる、という現実。 )

2011年6月8日水曜日

日本から帰国して

5月に日本での2週間という短い滞在が終わった。
最初は4月の10日過ぎから行く予定だったから、かなりの短縮。
もちろん”あッ”という間に日が過ぎた。
もちろんそしていつもより緊張しながら、である。

いつもは到着後すぐ、関西空港のコンビニでさっそくおにぎりと緑茶のペットボトルを買う私だが、この日は早速マスクと外国産の水のペットボトルだけにした・・

そして私はその発着の関西から動くことはなかった。
帰国直前にまた、福島第一原発から、大量の放射能放出の予定のニュース。
”なんてタイミングが悪いんだろう・・”と思っていたら、関西は黄砂にまみれ、その上到着の2日後には何と今度は福井の原発で放射能漏れがあり、京都などでも観測される始末。

なんて重なるんだろう、と思ったが、関西にしては重装備でマスクを欠かさず、帽子も被り、帰宅するとすぐにシャワーを浴びて、外で着ていた服は隔離する、という事を行っていたが、ドイツ気象庁の関西への放射能飛散予測が、解除された次の日の夕方、ある用事があって、全速力で、それもマスクなしで自転車で15分くらいの所の中央郵便局まで出掛けた・・・

雨は降っていなかったが、もの凄い突風の日。
思いっきり空気を吸い込んだはず。
空気中には黄砂のようなものが感じられた。

そして家に帰って2時間後、夜9時当たりに料理中に家の換気扇を回し始めると、急に喉の下(ちょうど鎖骨の裏辺り)が急激に痛み出して、呼吸困難のような状態になった。そして12時くらいに寝るまでその喉の痛みと定期的に襲ってくる機械的な痛みとぜんそくのような呼吸困難はおさまらなかった・・・(そして寝ている間も、次の日起きてもその痛みはあまりとれなかった。少しはましになったけど。)そしてまた数日同じような症状が続く。

ネットで確認してみると、直前に福井で放射能放出のニュース。
この私の急激な体調の変化は、この福井のものによるものか、はたまた黄砂か、それとも唯精神的なものから来ているのかはわかならかったが、こんなことは今までなかったのでかなり吃驚した。
そしてその放出の直後、福井の原発の目と先である琵琶湖に雨が大量に降ったせいか、琵琶湖水源の大阪の水道水の放射能値も上がっていた。(5月13日、0.3Bq/L) 大阪では今までの値を上回った為、原水と上水の両方で緊急に調査が行われた。(原水では高かったものが、上水では平常値になっている、というお知らせ。)

ここまで気を使ってくれるのは、過去からずっとこの水道水の放射能値を測り続けてきたせいもあるだろう。(大阪市水道局)

今日本の水道水は、暫定的に20Bq/Lであれば、不検出または安全としていいという事になっている。
しかし大阪の過去の値を見ると、年平均値は0.07Bq/Lである。
それに比べると、今の日本の暫定基準値はなんと、285倍なのである。

ふだんよりも285倍の放射能入りの水を飲んでも(または飲み続けても)”安全”だとか不検出にしているなど、私なんかは考えられない。
そしてその間もずっと東京の水道水の値は、”不検出”ながらも6とか7という数字が並んでいた。
おそらく6か7Bq/Lということであろう。しかしこれでも大阪の平均値から言うと、その100倍にも当たるのである・・・(そして一番高かった0.3Bq/Lから比べても20倍・・)

絶句しそうになるがこれが今の現実なのである・・

そして食料に関しても”完全防備”で、イタリアからパスタ、トマトの缶詰、ツナの缶詰、パセリ、ジェノベーゼ・ソースなどを持ち帰り、日本での生野菜や材料の購入は完全に避けた。朝ごはんも、イギリス製の紅茶や、欧州産のビスケット、フィリピン産のバナナやニュージランド産のキウイ。食べたお米も去年のもので、付け合わせも事故前に購入たしたもの。
ここまでしてる人は少ないかもしれないが、安全が確認されていない限り、用心に越したことはない。もちろん水も、ヨーロッパのものはなかったので、米や韓国、そして福島からなるべく遠い、四国や沖縄の水を買って、飲料用以外にも料理や歯磨きにも使った。

しかしその反面、あまりにも”フツー”に生活をしている関西の人を見て、気持ち悪かった。
まるで”何も起きていない”、または”関係ない”風に表面的にはみえる。

関西空港に降り立った時も、”東京は電気が消えていて薄暗い”と聞いていたのに、真昼間の明るい場所にある空港内の店の看板や必要ないと思われるエレベーターの真横にも煌々とに電気が付けられていた。(ここには”自粛ムード”はなかったのである・・)確かに、関西が節電をしたことろで、東日本の電力不足が解消するわけではないのだが、ちょっとビックリした・・

街に出ても、いたって人々は普通。
黄砂があんなに酷くても、マスクをする人すら少ない。
今まで日本が世界で一番マスクをしていてもじろじろ見られない国だったのに、今回私も”化学物質過敏症”のような症状が出たので、それからは特に外出時はマスクは欠かさないようにした。やはりしていると”何かあったんですか?”風にちょっと心配したまなざしで見られている気がとてもした。

JR大阪駅の上に新しくオープンしたファッション・ビルや伊勢丹の辺りも、今日本が直面している問題を考えると、山のように人がいた。

ツイッターのコメントやUstreamやニコ生で流される原発関連の番組へのコメントなどを見ているのと、まるで別世界のような人々の反応だ・・・

そして日本の地上波では、相も変わらず、原発事故の状況についてのニュースより、特に昼間やGTもNHKは”お涙頂戴”や、チェルノブイリでも大丈夫だったベラルーシュ人の看護婦を、現松本市長のベラルーシュで治療を行って来た医師の福島での講演の様子もそっちのけで、まるで”安全デマ”のようにフィーチャーしていた・・・

しかしよく見ると、街の人は実は皆”普通のフリ”をしているようにも思える。

というのはやはり、若い20代くらいの女の子を中心にマスクをしている子は大阪の中心街ではよく見かけたし、それについて話の出来る友人と京都行きの電車にのって、原発問題について語っている、周りの人たちがじーと静かに緊張した面持ちで、私達の話に聞き耳を立てているのが感じられた。
同じく、いつも歯石のクリーニングに行く大阪の歯医者でも、そういった話を帰り際、おなじみの歯医者さんとしていると、スタッフが緊張した面持ちで聞き入っているのが伺える。

じつはみんな、関西にいても”気にはなっている”のである。
しかし国内の表面的なニュースでの情報が、かなり統制され少ない為、”一体何が起こっているんだろう”と感じている人は若い世代にはより多い気がした。(30,40代以下くらい)
お年寄りは、何食わぬ顔で生きている。

そして段々とNHKにも変化が見られた。
ETVでは福島での放射能汚染地図の作製を行う専門家たちの様子や、BSでは、ロシアの核実験施設近くの汚染、フランスの再処理工場近くの汚染をを調べたものや、ロシアでの最終核燃料の行き先を取り上げた仏制作のドキュメンタリー、、フィンランドでの地下核最終廃棄場の建設を取り上げた映画「10万年の安全」を3夜連続夜中12時から行い、真夜中直前の時間帯にはNHKで、石川解説員が丁寧に学校での放射能測定と汚染地図作製を勧めていた・・・

そして日本での食料品の買い物は殆どしなかったが、近所のスーパーで野菜の産地をチェックしてみることにした。・・
するのなんと殆どの野菜が、四国、九州産。
ジャガイモって鹿児島だったんだ!?と思うほど、全部が北海道産ではなく鹿児島、他の野菜も佐賀、徳島産が多かった。
その徳島産の玉ねぎの横にひとつだけ、”特価”になっていた茨城産の玉ねぎが山積みにされていた・・・(そしてその横には見たことのないほど”汚い”ニュージーランド産の玉ねぎまで並んでる・・・)
他のもメキシコ産のものもあった。

結局やはり、東日本の野菜は、皆ふつうの顔をしていても、買う人はここ関西でも少ないようである・・・ そして気のせいか、スーパーの鮮魚売り場も、コンビニのおにぎりで魚やシーフードものはとても多く残っていた・・・
二度と食べれないかも、と思い、明太子入りのおにぎりを日本から出国する直前に買って食べたが、ちょっと後悔した・・(もちろんお水はアメリカ産のクリスタル・ガイザー・・)

そして運悪く、出発3日前くらいから、実は風向きが変わり、関西にも放射能雲が飛んでくる予測が出た。
木造の為、部屋だけでも、と思い念入りにシールした。
大阪の水道水の値もこまめにチェックしてみたが、雨も降ったが、以前の福井の放出時ほど上がらず、ほとんど平常値のままだった。(以前は福井と福島が重なった時だったが、きっとこれは福井のが関西は強かったんだろうという推測が出来た。)

しかしその1回目の福井からの放射能漏れのニュースの直後に、大阪では、放射性セシウムが通常の100倍観測された、というニュースが飛び交った・・・

そして滞在の間で一日、”今日は放射能飛散予測も大丈夫で天気もいいから空気を入れ替えよう♪”と思った日に、なぜかいつもでるようなアレルギー反応的な、体の中から腫れてくるような(特に顔)感じがして、ガスっぽい匂いが空気中に漂う・・・と思っていたら、なんとその日も福井から放射能ガスが漏れていたという後からのニュース(2回目)・・・

丁度もんじゅの修理(なんでも”おっことしたものを取りに行くという”・・・)作業の直前でもあった・・

最後の福島からの放射能が通る予測の時は、喉の痛みや身体や顔の腫れはなかったが、なぜかその数日、体から電磁波がでてるのでは?と思うような、表面のピリピリ攻撃感があった・・・ そしてなぜかそれは、またフランスに帰ってからも暫くしてから続いているのである・・(調度2週間くらい経ってからだが・・)

因果関係はあるかどうか分からないが、最近WHOが”携帯電話は癌を引き起こす”と発表したばかり。何故今のタイミングで発表するのか?ととても疑問に思うが、もちろんPCからも電磁波は出ている。なので、PCをよく使う私は、実は放射能を浴びた体に電磁波が近づくと、より体に流れやすくなったりするのでは?と勝手な想像を張り巡らせてみたりするのだ・・・

日本出発前に関西空港内をもう一度見てみると、自動販売機の陳列の電気は全部切られていた・・・最初到着した時も、蒸し暑かったにも関わらず、少し冷房がいつより設定温度が気持ち高いような気がしていたが・・・

そんなこんなんなな体調不良もあり、最初も言ったように”あっ・・・”という間に滞在期間が終わった。今までに最短の、一番緊張した日本滞在であった。
そして、この短い滞在で実際、その事態の渦中にいながら、自分がいつも”客観的な”目をもって情報分析したり、考えたりすることの難しさも感じた・・・(やはりどこか自己防衛本能が働いてしまう・・・)

そしてこの状況と感覚は、日本一時帰国時にこれからも続くのであろうか、と憂いが心を覆う・・

2011年5月17日火曜日

原発について二人のタクシー運転手との会話 ~ Conversation with 2 taxi drivers in France & Italy ~

5月のある朝、私はイタリア行きの電車に乗り継ぐ為、ニースの中央駅に向かっていた。
大きな荷物があるので、タクシーを呼んだ。(と、友人に奨められた・・・)

50代半ばくらいのタクシー運転手だった。
まるでイタリア系と思われるような、陽気な運転手。(この辺りは150年ほど前までイタリアで、途中で移り住んだイタリア人も多く、地元の人はかなりイタリア系の家族の人が多い。今もうあまりその面影が、彼らのメンタリティの中に残っていないのは残念だが・・)

それはさておき、彼とタクシーの中で交わした会話の内容。
まず大きな荷物とアジア系の顔立ちの私を見て。
”どこに行くの?”
に始まり、”日本”と答える。
対外そう答える前に、すでに私が日本人と分かって質問してくる気配の人が多いように最近感じる。

”フランス語うまいね。”
”まだまだですよ。”と私。”仕事で英語とイタリア語は使うけど、フランス語はまだ勉強中。やっぱりどの言語よりも発音がむずかしい。”
”ちゃんとしゃべれてるよ。”
”ありがとう。”と礼を言ってみた。

”どう日本は?”いつもよく聞かれる問い。
”ぜんぜん良くないですよ。”
”日本にはもう(震災の後)帰ったの?”
”いえ、これが初めてです。”と、私。
”こっちに住んでるんです。大概は。”
というと、他愛のない話が少し弾んだ。

するとおじさんが、
”僕は、カンボジアやベトナム(元フランス領)には行ったことあるけど、日本はまだで、一度行ってみたいと思ってるんだ”と。
”でも今日本は凄く危ないですよ。もっと治まってから行った方がいい・・”というと、
”・・ああそうだったね・・・”という答えが。
何故か最近、この震災や事故が起きてから、誰もが”日本には一度行ってみたいと思っていた”と私に話しかける人が多い。

”震災だけなら数年で復興できたけど、原発のおかげでどうなるか分からない”というと。
”そうだ、それが一番ネックなんだよ・・”といいかけたおじさんだったが、急に態度が急変☆

”しかし、原発は”唯一つ”のこの世界のスバらしいエネルギー源だ。それをやめることは不可能だし、だからって他にどういう方法があるのだ!”と、まるでサルコジ並みの演説をし始めた!

前に中心街の近所のともだちのコピー屋のタクシー運転手と同年代の店主にも、まったく同じ演説口調で、”唯一つの!”を強調した言い回しに驚いた私は、まるでプロパガンダによって覚えこまされた”スローガン”を唱えている人のように思えたので、彼に行ったのと同じく、
”それは間違っている。あなた方は洗脳されているのよ。”と言った。
するとタクシー運転手は、
”え、何かい?それでは自然再生エネルギーが正しいとでも?そんなの糞で、新しい利権組を生むだけだ!!”と言い放った。
なので私は”風力や太陽光は人体には永久は与えない。日本人も今まで原子力エネルギーをフランスのように過信して来た。その末路がこれ。フランスでは知らないが、日本ではその再生可能自然エネルギーを普及させないように、間で電力会社が高額のマージンを独占的に取る方法など、国の法律まで定めて広がらないようにしている。問題は政治のエネルギー政策と電力会社が密着した構造上の問題なんだ。”
というと、彼は暫く黙ってしまった・・・

その後着くまでは、ほとんど全く違った話題に。
”天気がいいね、最近。まるで真夏みたいだ。冬と夏の境目がない・・(4中まで雨の日が多く寒かった)”とか。
最後駅に着くと、”無事に帰ってね。”と温かい言葉を掛けてくれた。


そしてもう一人の出会ったtaxista(タクシー運転手)は、イタリア・ミラノで。
私はその翌日、日本への乗り継ぎ便に乗るために、リナーテ空港行きのタクシーを予約した。
いつもより大きなメーターのないタクシーがやって来た。

普段であれば20分くらいの道のり。

そのタクシー運転手も、イタリア人らしくとても話し好きであった。

日本で大地震や津波のあった日に、泊っていた同じホテルの受付の人が、心配して荷物を道の向こう側まで運んでくれた。
”日本にはもう(震災後)帰ったの?”
”いやこれが初めて・・”
”じゃ、気を付けて!”
”2週間経ったらまた帰って来るよ。”
少し無言だった。みんなやっぱり放射能が怖いんだよ。日本から来た観光客なんかも本当は色々付着してるんじゃないかって、恐れられてる気がする。(無頓着な人を見ると、私も実際そう思ってしまう。)

また同じく、(フランス人タクシー運転手と同じくらいの)50歳半ばくらいの年のタクシー運転手との会話が始まる。(今回はイタリア語で。)
”イタリア語うまいね。何の仕事してるの?”
”コーディネーターとか、通訳・翻訳とか。イタリアにもフランスの前、結構長く住んでた。”
”どこに住んでたの?”
”フィレンツエ”
”いいとこだねー!美しい町だ”
どんな人に行っても大概、フィレンツエと言うと褒められるので、それは嬉しい。

そしてやはり日本の話になった。
”日本は今どう?あんなにヒドイ状況なのに、物凄く静かに見えるけど・・”話し始めた所で、
”ぜんぜん良くはないよ。政府はその危険性について、ちゃんと国民に伝えようとしていないから、どんなに危ないか分かっていない人が多いためだと思う・・”
”やっぱりそれは政治が問題なんだよ。でも日本は3日間で高速道が壊れたのを直したって聞いた。イタリアではありえない。10年経っても同じ工事をしてるくらいだ。だから日本は大丈夫だよ。”
”いや、でも放射能は逃げられないよ。地震や津波だけだったらまだ酷くても何とかなったかもしれないけど。”
”そりゃそうだね。原発がなければなんとかなったのにとは思う。我々イタリアではどんだけ今福島が危ない状態なのか知っているのに、その放射能や事故の危険性について肝心の日本国民が知らされていないとはね・・残念なことだ。”

この二人の50歳半ばくらいの同年代位のタクシー運転手との会話を見ても、この二つの国の原発政策の違いについても大きな違いがあることが分かる。
サルコジが日本に来日してからほとんど全く、と言っていいほど福島原発の事故のニュースが流れず、原発推進を表明したフランスと、新規の原発は長年作っておらず、自然再生エネルギー転換を先日発表したイタリア。情報公開については、この国の姿勢によって、かなりの部分がその国民に対して違ってきていると思われる。

こんなに実際は隣り合わせのヨーロッパの中でもこれほど、原発に対する意識が明らかに違うということは、その国の原発プロパガンダの力の入れ方によるのだろう。

きっとドイツに行くと全く違うのだろう、と思ってみる。

イギリスはあまり関心のないように思えた・・・(人によるだろうけど。)

2011年5月16日月曜日

あるおおきな力で・・・ Something which leads me ...

またいくつか不思議な事が南仏から日本への帰り道に起きた。

フランスとの国境の町、イタリア・ベンティミリアはいつもと同様静かであった。
フランス国内で騒がれているようなカオスなど見当たらない。
( フランス人の友人が、Nice Matinというローカル紙に載っていた、フランス国境で入国拒否された、北アフリカからの一時滞在ビザを持った難民が、ベンティミリアで暴動のようなものを起こして、大変危ない、という噂。 飛行機でイタリアに行くことまで薦められた・・ )

ただいつもよりは少し怪しげな貧しい移民やホームレスのような人物が多い。

何も変わった所のないことに驚いて、ミラノ行きの切符を買い、いつものバールにコーヒー(わたしのお気に入りは、エスプレッソに少し泡立てたミルクをのせる、カフェ・マキアート。)を飲みに行った。

すこし驚いたのは、なごやかながら、いつもとは違う制服を着た警官たち。
年もいつもいる人たちよりは年配の警官が多く、ベレー帽をちゃんとかぶり、白ベルトもしている。制服もいつもの地方警官のような人とは違い、なんだか品がある。
まるで首都ローマで見た警官たちのようだ・・。


大きなスーツケースを持っていたせいか、少しじろじろと見られたが、別にパスポートチェックもされなかった・・・日曜のせいか、前回来た時のように全員を止めて、パスポートを見せろ、ということもない。

しかし気になったのは、バールにいた、数人組のフランス語を話す、北アフリカ系の若い3人組。
そういえば前回来た時も、こんな感じのグループが街にいたっけ・・・・

なんだか少し、ニュースで流れていたチュニジアからの難民が大量に南イタリアに漂着のニュースを思い出した・・・

そして駅のバールの外に出てみると、その謎が解けた・・・・

ヨーロッパの国々でビザなし渡航を承認する、シェンゲン条約にイタリアが調印してから使われることのなかった、旧審査場の鉄格子の扉の向こうには、山のような移民たちが通路の地べたの上に雑魚寝をしているではないか・・・・

その扉はあけっぱなしになっていたが、少し離れた所から、例のベレー帽の警官たちが監視する。


なんだか異様な雰囲気だったが、近寄って見る事にした。


すると横断幕には、すべての人々に公平な国境をという大きな赤い横断幕が・・・
そしてそのすぐ横には、サルコジとベルルスコーニがなかつづましく顔を寄せている写真や、二人が並んでいる他の新聞の切り抜き写真では、その顔の部分が潰されていた・・・

彼らは、フランス国境を通過することの許されないイスラム系の北アフリカから来た難民たちなのである・・・・

そしてミラノ行きのインターシティの列車の中で、私はLindaという英国人女性と出会った。
彼女はイタリアに20年ほど住み、ジェノバで病院の医学的な通訳をしていたという。
最初にあなた英語かイタリア語しゃべれる?と聞かれて、両方と言ってみると、とても感嘆した。日本人女性に部屋をイギリスで貸していた、という彼女は、とても感慨深く、日本のことについて心配していた。
そして我々は色々な事を話し、語り出した。・・
日本のこと、そして現在我々を取り巻く色々な状況について。・・
彼女は日本の原子力を取り巻く現状や、政府があまりにも国民に危険性を知らせていない事実に、信じられない、といった様子だった。・・

そして彼女は今イギリスに戻った事を後悔して、またこちらイタリアに戻ってきたいと話していた。
” Only your destination guides you ... ” so I told her, and she agreed.
Then we exchange our e-mail addresses and she got off the train at Genova.

I continued travelling on the train to Milan..

そしてあの問題のベンティミリアのフランスとイタリア国境を越えて、インターシティの特急電車でミラノに来てからのこと。

疲れていたわたしは部屋で休んだ後、晩御飯を買いに行くついでに外に出た。

もう7時だというのに、外は明るい。

最初デュオモとかの中心街に行こうかと思ったが、中央駅構内が新しくモダンになり、御店も増えたことを思い出して、ホテルのすぐ近くの為、行くことにした。

初めてと言っていいほど、全部を新しくなってからゆっくり見た。

気になっていたバールやレストランもチェックしながら、おいしいそうなジェラートを見つけて、購入してしまった(もちろん激ウマ!) 食べたのは、ピスタチオとチョコレート、クリーム・キャラメル味。いつもの安物のコーンではなく奮発してビスコッティに(それでもたったの3ユーロ

本当にイタリアは美味しい♡♡

そしてミラノにたくさんチェーン店のある有名パニーノ屋さんのPanino Guistoも店を構えているので、こちらはタルテュッフォというトリュフ味のパニーノを頼んだ。(もちろんビックリするほどのリッチな香りのするサンドイッチ。こっちは写真を撮りましたよ。^^*


次はきれいになったミラノ中央駅の内側の様子。
しかし私は、このファシズム的な、他を圧倒させる為に国の力を他に見せつける為に意図的に作られた建物はあまりすきではない・・・ローマにもこういった場所があるが、まるで自分達を実際より大きくみせて、戦争に走ったイタリアの姿がよみがえってくる。・・)





かなり話は脱線してしまったが、実は今日の一番びっくりしたことと言えばこれ。

ツイッターの友人の勧めで、John Grishamの本を探していた。
一番有名どころで”The Pelican Breif  をまず。
しかし探していた本はなく、彼の著作が1冊だけ本棚にあった。
その名は”The Appeal 

そしてその本の裏を見て唖然とした・・・
なんとそこには、2008年のNYタイムスのベスト・セラー小説。内容は、ミシシッピーのある街にある工場から化学薬品の汚染水が意図的に川に流され、まわりの住人におそろしいほどの癌の被害がでた。というもの。・・・・
みなさん、これを聞いて思い出す事はないだろうか?
もちろん最近の福島原発からの高濃度放射能汚染水の海への放出。・・・
ここではそれに関わる裁判員に関しても黒い影が付き纏うことを暗示。
政府や化学薬品会社によるあらゆる駆け引きやもくろみがこの事件の裏で手を引く・・・

まるで今の私達の直面している状況をすでに彼は予言しているかのようだ・・・
そうこれは今に始まったことではない・・・
そしてメキシコ湾でのGPによる石油の流失事故も記憶に新しい。・・・
しかし我々の直面しているのはそれよりも恐ろしい結末の予想される出来事なのだ。
誰もまだ経験したことのない、消されることを運命づけられたできごとのように・・・

そしてまた私はラッキーにもこのペリカン文書のイタリア語版も見つけた・・・
そこにはあるFBICIAの関わったと思われる事件の真相をある法律を学ぶ女学生が、その謎を解くカギをあるきっかけで見つけたというものから始まるものであった・・・

なんだか運命的なものを感じるのはわたしだけであろうか・・・

その時、私は大きなあるちからのある何かが、私の上から見下ろして、ある大きな引力で導こうとしているような気がした・・・"誰かがどこかに導こうとしている"と。

そして、今度は翌日、ミラノの空港に向かった。
そこからアムステルダム行きの飛行機に乗るためだ。
特に問題もなくスムースに行った。(唯一つあったとすれば、ホテルの頼んだハイヤーが普通料金の2倍位する高いものであったが。)

トランジットの為、アムステルダムの空港で時間を少し潰す事にした。(あの、シェンゲン・ボーダーを超えて、日本への一歩を踏み出す前に。)

昨日の事を思い出して、もう一冊何か本(アムスは特に英語の本が多い)を買おうとした。
そこで目の前に飛び込んできたのが、この本であった。
”Obama's Wars”...
何だか今の状況にFamiliarに感じれる雰囲気と内容。
他のオバマ大統領のプロモーション本とは何故か違う感じがした・・・

中を少し開いてみると唖然・・・
それはウォーターゲイト事件を暴いた、あのウォール・ストリート・ジャーナルの記者、BOB WOODWARD氏の本であることが後で発覚するが、
内容があまりにも、今抱いている、OBL殺害事件や、米軍のアフガニスタン、パキスタンでの展開への”疑問”にすべて答えがページにくまなく、キーワードとして書かれていたのだ・・・

それはあまりにも“偶然”というには奇妙な仕業・・・
ここまで続くとなんだか、不思議な力を信じずにはいられなくなる・・

運命は神のみぞ知る・・

そしてその運命とは一体どこに我々を導こうとしているのであろうか・・

参考文献:
" The Appeal " by John Grisham ( Dell Fiction )
" Il Rapporto Pelican " by John Grihsam ( Oscar Mondadori )
" Obama's Wars ~the inside story~ "by Bob Woodward ( Simon & Schuster UK )

2011年5月14日土曜日

色々な事が絡み合う・・ ソーシャル・ネットワーキング・ワールド

今日やっと一日ぶりに”ブロガー”が元に戻ってきた。(5月14日)
ブロガーは知ってる方もいると思うが、グーグルの管轄。
先日、ライバルのフェイスブックが、ある知り合いの専門家を使って、グーグルの”プライバシー侵害”の実態を世に知らしめようとしていた、という事が発覚したという記事があちらこちらに出たばかり。その前には、実はグーグルは米軍が内容を管理しているとの話もチラホラ聞いていた為、私が以前書いた英語のOBLについてのタイトルの記事が”気に入らなかったのか?”とちょっと心配になった。

関連記事: 
CNN: フェイスブックが「グーグル中傷作戦」、批判記事掲載画策
http://www.cnn.co.jp/business/30002740.html?ref=ng

フェイスブック、グーグル攻撃に広告代理店と契約http://jp.wsj.com/IT/node_235682

私のブログは閲覧はできるけど、メンテナンスに一昨日から入り、”1時間で終わる”とのアナウンスが入っていたが、結局昨日はその”メンテナンス”から戻ってくることはなかった・・・

つい最近、前回のブログでも書いたようにフェイスブックでもOBL事件のあと”おかしな”動きがあるので、勘ぐっていたが、今回その直後にグーグル系でも起きてビックリだ・・・(今までこんなことはなかったのに・・)

しかしこれがまた、最近見るように実際には”逆の意図が働いている”としたらどうだろう。
そうすると政府や軍部と結びついたグーグルが、実際はこのユーザーの個人情報の”プライバシー侵害”を行っていて、それがすべてフェイスブックの”茶番”のように、メディアを使って見せようとしている可能性もある。
真相は分からないが、気を付けたことに越したことはない、というのが最近の日本やアメリカ、世界を取り巻く情勢・・・。我々が本当のことを見え始めた矢先・・

そしてその直前には、この二つのSNS事業を巡って激しく競い合う両者が、Skypeとの提携をそれぞれに模索してるというロイターの特集記事を取り上げたものも・・

GoogleとFacebook、 Skypeとの提携を巡って対決か(ソース:ロイター通信)2011年5月5日
http://japanese.engadget.com/2011/05/05/google-facebook-skype/


そしてこの二つはスマートフォンを廻っても対立してるらしい・・・
ニューヨーク・タイムス紙(ソース・ロイター通信)2011年3月28日:
Reuters Breakingviews
”Facebook vs. Google in Smartphone " NY Times
http://www.nytimes.com/2011/03/29/business/29views.html

そしてあの原発まで製造しているマイクロソフトもSkype買収を考えているらしい、という記事が・・・(そしてマイクロソフトからSkypeによりよい条件の提示が・・) 

ロイター通信: Skype's owners set to make 5 billion : source 2011年5月10日
http://www.reuters.com/article/2011/05/11/us-skype-silverlake-idUSTRE7494J620110511

マイクロソフト、フェイスブック、グーグルに関しては、オバマ大統領がフェイスブックに講演に訪れた時、マイクロソフトとの対比はしたが、最大のライバル、グーグルに関してはコメントを控えた、という経緯も記事に載っている。

CNN:オバマ大統領、フェイスブック本社で対話集会 2011年4月21日
”オバマ大統領は若者や技術に詳しいユーザーを意識して、「システムはプッシュしなければ変わらないばかりか、結果として自分がつけを負うことになる」などと力説。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が設立した財団の活動や半導体大手インテルの実績を評価する一方、フェイスブックの競合相手でもあるグーグルには触れなかった。”
http://www.cnn.co.jp/usa/30002505.html

そしてこんな記事も・・・
NBC Bay Area: Obama to Dine with Apple, Google, Facebook CEOs 2011年5月5日
"The president will discuss the U.S. economy and job creation with the executives as he promotes the $3.7 trillion budget he released this week that aims to keep up government funding for education and research."

オバマ氏も次回の大統領選の為に、こういった今旬の大物たちの力を借りて、少しでもアメリカ経済の状態を良くしようとやっきになっているようだ。

そしてこのIT、ソーシャルメディア業界のシリコン・バレーの大物CEOを集めた”ディナー”は以前にも行われていた。

National Journal :WHITE HOUSE : Obama Dines with Google, Facebook, and Twitter Executives
- High-tech innovation is the focus of the president's West Coast swing. 2011年2月17日

"The list of high-tech executives invited to President Obama's intimate dinner in San Francisco on Thursday night includes some of Silicon Valley's biggest names...
Here’s the list of attendees for the meeting provided by the White House:
• John Doerr, Partner, Kleiner Perkins Caufield & Byers
• Carol Bartz, President and CEO, Yahoo!
• John Chambers, CEO and Chairman, Cisco Systems
• Dick Costolo, CEO, Twitter
• Larry Ellison, Co-Founder and CEO, Oracle
• Reed Hastings, CEO, Netflix
• John Hennessy, President, Stanford University
• Steve Jobs, Chairman and CEO, Apple
• Art Levinson, Chairman and former CEO, Genentech
• Eric Schmidt, Chairman and CEO, Google
• Steve Westly, Managing Partner and Founder, The Westly Group
• Mark Zuckerberg, Founder, President, and CEO, Facebook"

そして今年1月には、オバマ大統領のこんなコメントも発表されている。
Obama: " We are a Nation of Google and Facebook " =オバマ”我々はグーグルとフェイスブックの国家である” 2011年1月25日
http://mashable.com/2011/01/25/obama-facebook-google/

そしてこの記事の中ではこんな事も語られていた・・
” The mention is significant not only because Obama has been known for leveraging social media, but also the timing of the mention. Google announced many job openings today and the Associated Press reported that the company could hire more than 6,000 people this year. And it’s no coincidence that President Obama mentioned the word jobs 25 times in his address."


NPR: Facebook, Google Battle For Obama, Washington Supremacy 2011年3月29日
"One of Washington's more intriguing contests has to be between Google and Facebook for Washington access and influence.Now that they compete against each other as the most dominant forces on the Internet, the hearts and minds of President Obama and other Washington policymakers have are cherished targets for the technology giants. "
http://www.npr.org/blogs/itsallpolitics/2011/03/29/134953714/facebook-google-battle-for-obama-washington-supremacy

色々とソーシャル・ネットワーク業界における、それを巡る攻防、そして駆け引き・・
会社は大きくなればなるほど、色々な”影”の部分を増大して抱える事となる・・・

我々の生活に無くてはならないもの(情報源や情報交換ツールとして)となったインターネット。
そのソーシャル・ネットワーク・システムの中でも、フェイスブックとスカイプは海外生活をするものとして欠かせないものである。
その買収や競争をめぐっては、”暗黒”の世界で行われず、我々にオープンに搾取されない形で行って欲しいもの。

OBL殺害の後、こんな攻防の最中で起こったフェイスブックとグーグルの長いアカウントの”メンテナンス”中に、何が実際行われていたかは分からない・・・(そこまで私はITに詳しくないし・・・)
しかし全ての危険分子を”閲覧”して、個人情報を得る事は彼らにはたやすいことだろう・・(だだの想像でしかないが・・・)

IT、SN業界の肥大は、新たな”特権階級”と権力と結びついた”利権主義”に走る可能性がいなめない・・ 最初はいくら”フツーの”人であっても、一旦手に入れた莫大な”富”の為に、自分の力を過信し、コントロールできると思いこみ、”暴走”するものだということを決して我々は忘れてはならない・・・

2011年5月9日月曜日

Did Osama bin Laden really die or not ??

前回のブログでも触れたが、私はその”アメリカによる、オサマ・ビン・ラディン殺害”ニュースを朝起きて、南フランスで聞いた。(もちろん、アメリカとは時差があるため・・)

それを聞いて、はじめ思ったのは、
アメリカ政府がもし認めていなければ、このニュースは流れないだろうし、殺害後の顔写真もそれほどすぐにウェブに上がらないだろうし、DNAが本人と一致したニュースも流れないだろう。ということ。
しかしすぐにこれがもし、アメリカ政府が、何かの目的のためにわざと意図的に工作されてたものであったら・・・簡単に説明がつくことが多くみられることに気付き始めた。

こちらのインターネット上で出回ったDeath Maskは以前に撮られた写真を180度回転させたものと判明。そして顔の周りの傷も、コンピューター・グラフィックで操作された偽物であるということをロイター通信は発表し、本物の死体の写真を米政府に見せろと要求している。
誰かがおかしいと呟きはじめ、それが、水面に落ちた水滴の作りだす輪のように大きく広がっていく。友人の写真がおかしいという言葉に呼応するように、ロイター通信の次のような記事が出た。・・・

ロイター通信:もしビン・ランディンが本当に死んだのであれば、それを証明しろ。


(原文)ロイター通信:”Osama Bin Laden is dead – prove it May 2, 2011 08:04 EDT 

それを受けて、米政府のスポークスマンは会見で見せる準備はあるが、あまりにも惨たらしいため躊躇っていると発表。
(原文)ロイター通信:”U.S. says bin Laden photo "gruesome," weighs release WASHINGTON | Tue May 3, 2011 7:30pm EDT
http://www.reuters.com/article/2011/05/03/us-binladen-burial-photos-idUSTRE7426MX20110503

この記事の中でロイター通信は、
”アメリカ政府はその”惨たらしい”とされる遺体写真を見せるかどうかとまどっている、米軍の兵士たちまでもが本当にオサマ・ビン・ラディンが殺されたのかどうか疑っているにも関わらず。”と冒頭で書いている。

同時刻に報道された、BBC worldの中でも同じように、”米国政府はOBLの遺体写真を公開すべきか検討を行っている。公開しなければ世界中が彼の死を疑い出しているのだから”という一文が読まれていた。

しかしその要求は、ずっと検討中という(まるで日本政府や保安院のように・・・)という言葉が米政府から出ているというロイター通信のツイートが続く・・・

 
(原文)" U.S. may release photos of Osama bin Laden's burial at sea on Tuesday, no final decision made - U.S. official "( FLASH @reuters on Twitter )

その2時間後に同じくロイター通信で発表された記事でも、
米政府は火曜日の遅くにもオサマ・ビン・ラディンの水葬された写真を発表するかもしれないが、それをロイター紙に語った米政府高官の言葉は、あいまいさを伺わされるな言い方であったと。

 
(原文)”The United States may release later on Tuesday photos of Osama bin Laden's burial at sea but no final decision has been made, a U.S. official told Reuters, speaking on condition of anonymity.” WASHINGTON | Tue May 3, 2011 11:07am EDT

私は以前、ある日本の会社でトレンド分析という仕事に携わっていたことがあるが、そこで先輩が今一番必要でない、と思っている情報が、実は一番重要で、それが未来のトレンドとなって反映されることが、経験上多々あったりする。と言っていた事を思い出す。
つまり、あまりにもつじつまが合うことには気を付けろということである。
自分が一番重要でないと判断したものが、実はその時に事情を解析するのに、一番重要となったりするのだ。
アメリカ政府が認めている、という大前提が壊れれば、すべてがUPSIDE DOWNとなる事項だ。


このアメリカによるオサマ・ビン・ラディン殺害”事件のニュースには数々の”疑惑”が付き纏う。・・

そしてもう一つ、私の周りで”おかしな”事が起こった。
このロイター通信の”オサマ・ビン・ラディン”の殺害に関する疑問を投げかけた英文の記事をフェイスブックの自分のプライベート設定されたアカウントに、要約と自分の意見を載せた直後だ。

最初はこの米政府に批判的なロイター通信の記事(他のTIMEやCBSといった、米政府発表を”そのまま”載せ、”プロパガンダ”のようにその作戦の成功を讃えるかのような記事は大丈夫)が、すべてページにアップしても反映されなくなった。

その晩は”おかしいな”と思いながらも、そのまま寝ることにした。(今までこんなことはなかったのだが・・・)

そして次の朝、起きてみると、自分のページが”メンテナンス中”の為、ウォールに投稿した内容が全くゼロの状態で、何も見る事ができなくなった。
しかし友人のフェイス・ブックのページからだと、私のアカウントのページも見る事ができる・・・

”おかしい、もしかしてセンサーが入っているのかも”と思った私は、自分のPCから別のアカウントを取ろうとしたら、何と”あなたはフェイスブックに登録できません”の文字が。
それは何度リフレッシュしても消えることがなかった・・・

はッ、とした私はこんな話を思い出した。
数日前に、オバマ大統領がフェイスブックの本社に、社員を前に演説の為訪れた、という大々的なニュース。
”なんでこんな時期にわざわざフェイスブックに出向くのだろう”、と不似合いなニュースが心に留った。そう、これも”トレンド分析”で学んだように、その時に丸っきり関係なさそうな不思議なニュースほど、実はその問題を解く”鍵”となること。

そしてそのニュースのページを再度検索した私は唖然とした・・・

asahi.com(朝日新聞):フェイスブック本社で集会 オバマ大統領、財政再建訴え (4月21日)
 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201104210098.html
なんとそれはフェイスブックをオバマ大統領の次回の大統領選キャンペーンも公式ツールとして使うという発表があった直後。そして社員700人の前で大きく語る大統領。・・
なんだか”なんでこんなタイミングに”、そしてなんでソーシャルメディアの第一人者である、一企業フェイスブックと、とても不自然に感じた。

そしてこんな記事以前に書かれたまで発見したのだ・・・
 あのオバマが選挙資金集めに活用したことで一躍世界に名を知られることになったSNS 首位のフェースブック。グーグルが今最も恐れるベンチャーである。
Diamond online(ダイアモンド社)2008年6月25日
”オバマの愛用!グーグルが恐れるフェイスブックの正体”
http://diamond.jp/articles/-/4618
Facebook Town Hall with President Obama
http://youtu.be/3ypVArkbsn8

( フェイスブックも大統領選キャンペーンの”プロパガンダ”に使用されるのか? )


アラブ諸国の革命もインターネットから起きた。そして情報統制されている中国でも、表立って言えない意見をネットを通じて消されては発表することがこのインターネットという情報革命的なツールを手に入れる事で、色々な政治がらみの社会情勢が変化することの多い最近の世界。

今まで”暗黒”のまま処理されてきたのが、今その一部がネットの情報交換によって暴きだされようとする、いわば陰謀を考える政府にとっては”恐るべき敵”。


しかし逆に考えれば、これを自分の都合の良い風に抑えることによって、まるで逆のキャンペーンに有利な支配者の”洗脳”ツールとしても使えるのだ。

そしてこのロイター通信の英語版の記事については、今でもウォールにアップする時には”見える文字入力”をすることを義務付けらえる。(そうでなければ、アップできない。)
勿論、内容はOBLやリビア情勢に関するもの・・・

このフェイスブックは、OBL殺害のニュースのあと、こぞってそれを祝うアメリカ国民の様子の写真をフィーチャーしていたという・・・(驚かないが・・・)

大統領選を応援することを社を上げて約束した、ということは、それに反する、”有益でない”情報を社員を上げて検閲して削除する、ということから始めるであろう。
プライベート設定である為、その内容を知っているのは”彼ら”だけである。

そしてやっとその日の夕方になってから私のアカウントのページは”メンテナンス”から

帰って来た。しかし”ある種”のニュースがアップされにくいのは元のままである。


そして大方の予想通り、米政府はオサマ・ビン・ラディン氏の”水葬”写真を公表しないと発表した。

(原文)タイム誌:" No bin Laden pictures "
http://thepage.time.com/2011/05/04/obama-wont-release-bin-laden-pictures/

CBS news: " Obama: I won't release bin Laden death photos "
そしてまた、本日ロイター通信はNBCによる”アメリカ国民の約3分の2が、オバマ大統領のビン・ラディンの遺体写真を公表しないという姿勢に賛成だ。”という”世論調査”結果を発表した。

(原文)" Majority agree with Obama decision on bin Laden photo:poll "http://www.reuters.com/article/2011/05/08/us-binladen-poll-photos-idUSTRE74725920110508

どこの国もやることは一緒である。・・
そうその裏には同じCIAの”集団洗脳マニュアル”があるのだから。

OBL抹殺作戦の前に、全く軍部の経験のないCIAの長官が国防省の長官に任命されたのは、納得が行く。
何せ、その作戦を実行したのは、アメリカ海軍の特殊部隊SEALsとかのCIAなのだから。・・・
CIA長官にはアフガニスタンで指揮をした軍部の司令官が代わりにトップとなっている。


asahi.com (朝日新聞):米国防長官にCIA長官起用 大統領方針、予算確保期待 (4月27日)
http://www.asahi.com/international/update/0427/TKY201104270587.html
そう、そしてオサマ・ビン・ラディン本人である、というDNA鑑定を含む3つの証拠(その中の妻を殺したり生かしたりして証人にしたものも含む)を出してきたのもCIAである。

この”作戦”は緻密にアメリカ政府により計算され、遂行されていたのだ・・・・


2011年5月4日水曜日

フクシマから、リビア~ オサマ・ビン・ラディンへ

一昨日5月1日にまた、世界の”7 wonder(七不思議) ”の中に、ある出来事が付け加えられた・・・

それはあの世紀のロイヤル・ウェディングが4月29日に終了した直後のこと。
http://www.officialroyalwedding2011.org/
中央ヨーロッパ時間の5月2日(米5月1日夜)のこと。
”オサマ・ビン・ラディン殺害”のニュースが世界中を駆け回った。・・・

そして最初は目を疑ったが、まるでこの世紀のウェディングが滞りなく終了するのをまるで、”待っていた”かの様に発表されたニュースの”できすぎ”さに戸惑いもしたが、”確証がなければ、米政府が発表をすることもないだろう”というできすぎのシナリオが頭によぎった。
そして、この発表間もなくして出された、オサマ・ビン・ラディンの”Death Mask ”の写真・・・


もう少し前に遡って見てみるると、つい最近、フランスやイタリアがリビアでの地上戦を考慮して、作戦に移そうとしている、というニュースが流れた。

”4月19日にイギリスが、20日にはフランスとイタリアがリビアの3つの都市へ地上戦略審議委員を送り込むとアラン・ジュッペ防衛相は宣言した。(仏ル・モンド紙)”(*関連記事1)
そして23日に、フランス国内で、フランスとイタリア国境を封鎖した、というニュースがフランス国営テレビの昼のニュースで流れた。・・・
忘れもしないあの土曜日。
その国境の町ヴェンティミリアに友人と行くはずだったが、あいにくの天候の為、やむなく諦めた直後の昼のニュースでだ。(しかしそれはすでに17日から行われていた・・・)
(*関連記事2,3)
それはイタリア南部に続々と到着する、チュニジアからの不法難民をフランス国内に入れない処置だという。
しかし、イタリア南部(シチリアなど)から、いったいヴェンティミリアはどれだけ離れていると思っているのだろうか。
はっきり言って、国の端から端。日本で言えば、沖縄に入った不法就労者が北海道を抜けて、ロシアに行こうとする、というようなもの。
そこまでする必要があるのだろうか?

しかし、これが何か重要なことを”隠す”ためのいいわけ処置だったとすると、簡単に説明がつく。( まるで、日本列島を”放射能雲”が吹き荒れた時に、”お花見自粛”を呼び掛ける政府官僚のように・・・)

証拠に、あのサルコジが日本に原発事故処理の支援を約束しに日本に来た日から、パタリと日本の原発事故の現状を伝えるニュースが途絶え、TVから姿を消した・・・
リビア情勢も、地上戦を考えているというニュースなども全く流れないし、アル・カイダによるナイジェリアの昨年9月に捕まったフランス人プルトニウム鉱山作業員の捕虜の写真と声明が発表された事も、ニュースの冒頭では触れず、最後にちょこっと”そんなことでフランスの方針は変わらない”と短く発表するのみ。
いつもリビア情勢のこともフランス国内では”まるでなかったこと”のように、国内のどうでもいい、女子同士の殴り合いのケンカをトップに持ってきて散々放送したあと、3番目くらいで1分くらいであっという間に流す程度。

フランスでは確実に、サルコジ来日後のフクシマとリビア戦について、完全に政府による情報統制が引かれている。

それはサルコジが今までの歴代の大統領とは違い、独裁的な主権を行使しようとしている、という人事や行動にも見られる。今の首相は今までの首相とは違い、サルコジの”パペット”化しているし、国営放送TF1の夜8時のメイン・キャスターは、痛烈なコメントをすることで知られるベテランのジャーナリストから、何のバックグランドもない、サルコジに”近い”金髪のまるでセレブ気取りの若手のニュース・キャスターへと数年前にサルコジの国営放送への圧力によって、代替えとされた。

そのニュースでは、ヨーロッパ内のヴィザなし渡航を可能にした、”シェンゲン条約”をフランスが受け入れたことがまるで”間違いだった”と取れる、フランス国営テレビの報道の仕方。
数年前に起った、ストラスブルグでのG20に反対する暴動のシーンが映し出され、”国境警備はより厳しくすべき”というような内容のものが語られていた。
( 反対にイタリア側のニュースでは”フランスがシェンゲン条約受け入れ25カ国の中で初めてそのビザなし渡航の”ルール”を破った国だ”と避難している。 )

しかしそれはそんなことと”比べる”ようなものであろうか?
G20に対する暴動は国内のもの。

リビアの地上戦遂行予定の発表と、この移民の国内流入差し止めはほとんど同時期に行われている。

そしてTF1の国営放送の画面には大きく、エジプトの広場に集まった反政府派の群衆を指しながら、”この中で多くの人間がテロリストとして捕まっている”と大きく方っていた。・・・

地上戦に入ると状況が不利になるという英、仏、伊の予測(地上戦攻撃の基地はイタリアとなる)と、あまりにも(テロの)リスクが高いためか、このイタリアとフランスによる作戦は未だ遂行されていない。(正式発表)

そして25日に、イギリスのザ・テレグラフ紙でも、このような記事が発表されている。
”アフガニスタンで西側諸国を攻撃するためのテロの兵士たちを、ロンドンのフィンズブリー・パークで、アルカイダの宣教師がイギリス国内にイスラム教徒に説教をし、集めている”というウィキリークスからの情報が発表された、と。

”Wikileaks:Terrorists radicalized in London to attack Western targets ”
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8472784/WikiLeaks-Guantanamo-Bay-terrorists-radicalised-in-London-to-attack-Western-targets.html
(*関連記事4、5 )

そして26日には、同紙から、”アルカイダは、もしオサマ・ビン・ラディンが殺された場合、ヨーロッパ国内に報復のための核爆弾を持っている”という情報の記事全文も流している。

” Wikileaks: Al-Qaeda plotted chemical and nuclear attack on the West ” 6:45AM BST 26 Apr 2011
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8472810/Wikileaks-Al-Qaeda-plotted-chemical-and-nuclear-attack-on-the-West.html


その翌日の27日には、なんとアメリカ政府から、CIAの長官を米国防省長官に任命、のニュースが流れる。

” 米国防長官にCIA長官起用 大統領方針、予算確保期待 ”
朝日新聞 2011年4月27日23時48分
http://www.asahi.com/international/update/0427/TKY201104270587.html

4月29日には、忘れもしない、プリンス・ウイリアムとケイト・ミドルトン嬢との結婚式が、母親のダイアナ同様、ロンドンのウェスト・ミンスター寺院で行われた。
英国や世界が熱狂する、観衆の多い国を挙げての一大イベント。
もちろんのこと、何事も”問題なく”遂行される必要がある。
" Happy ever after " を演出する必要のあるイベント・・・

そして5月2日にトップ・ニュースとなった、米軍の特殊部隊による”オサマ・ビン・ラディン”殺害のニュース・・・

なにかこれらの福島原発の事故~リビア戦~オサマ・ビン・ラディン殺害のニュースが一つに結び付く気がするのは、私だけであろうか・・・・

アメリカとCIA・・・・


*関連記事
1) " Britain, France and Italy have announced they will send ground troops into Libya sending " militaly advisers"  to rebel forces as they fight to oust Muammar Gaddafi " 21/04/2011 Moral Low Ground
http://morallowground.com/2011/04/21/britain-france-italy-sending-ground-trooops-into-libya/

2) http://www.rivieratimes.com/index.php/provence-cote-dazur-article/items/french-authorities-block-train-links-as-italian-protest-over-border-controls-1804.html

3) http://www.italymag.co.uk/community/post/france-blocks-italian-trains-carrying-migrants

4) “ WikiLeaks: how Britain 'became a haven for migrant extremists’ ” The Telegraph 7:00AM BST 25 Apr 2011
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8472854/WikiLeaks-how-Britain-became-a-haven-for-migrant-extremists.htmlWikiLeaks

5) “ Guantanamo Bay terrorist secrets revealed ” 1:03AM BST 25 Apr 2011
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8471907/WikiLeaks-Guantanamo-Bay-terrorist-secrets-revealed.html

2011年4月29日金曜日

Sweet Dreams (甘い夢)とは・・

Sweet Dreams ( are made of this ) by Eurythimics :

Sweet are made by this
Who am I to disagree ?
I travell the world and the seven seas
Everybody's looking for something

Some of them wants to use you
Some of them wants to get used by you
Some of them wants to abuse you
Some of them wants to be abused

Hold your head up
Keep your head up
Movin' on

Hold your head up
Movin' on
Keep your head up
Movin' on
Hold your head up
Movin' on
Keep your head up

Some of them wants to use you
Some of them wants to get used by you
Some of them wants to abuse you
Some of them wants to be abused

Sweet are made by this
Who am I to disagree ?
I travell the world and the seven seas
Everybody's looking for something
....

http://www.youtube.com/embed/zanZFMqG75o

いったいここで、ユーリーズミックスの意味する”甘い夢”とは、だれにとっての甘い夢なのであろうか?
それは支配者にとっての”甘い夢”、気づかずにいいように”利用されている”ことに気がつかない、愚民化された大衆をメディア・コントロールにより操り、世界の支配者達の共通した”甘い夢”なのである。

平時において、人間はそんなことまで考える余地はない。
そしてこの支配者たちの”甘い夢”に気づいたものは跡形なく”始末”する。
ロシアのKGBや、アメリカのCIAなんかがやっていることがそう。
ロシアのプーチン元首相は元KGBの工作員だったし、つい先日、アメリカ国防省の長官に任命されたレオン・パネッタは、元CIAの長官だ。
どこの国も、軍事機密やそれに関わるプロジェクトについて、テロリストや諸外国は勿論のこと、国民の目から”極秘”に保つことは彼らの”特別”任務とされてきた・・・。
数が少なくても、多くても、その意見を”抹殺する”ためのマニュアルを彼ら(支配者側)はいくつももっている。
Brain wash(洗脳)なんてお手のものだ。

日本でもそれに関わる人間は少なくない。
例えば読売創設者で、正力松太郎は、米CIAと日本へのテレビの導入と原子力発電の導入で利害が一致していたので協力し、国務長官や初代の科学技術庁長官を務め、日本に”原子力”ビジネスを持ち込んだ張本人。
CIAから正力は「podam」のスパイ・コード・ネームで、CIA・米軍の日本支配組織としての読売新聞、日本テレビ、プロ野球・読売巨人軍のスパイ組織暗号名は「pojacpot-1」コード・ネームで呼ばれていたと「米国公文書」にも記録が残っているという。

あの広告代理店の世界をほとんど一手に握る、電通も米国から託されたこの”洗脳マニュアル”で我々をコントロールしているという。

平時にほとんど知られることなく進められていたことが、今事態が大きくなって、目に見える形で同じ事が行われているにすぎない・・・

気づくか気づかないかは、その人の感性により様々だが、まだ”大丈夫・・”と思っている方は、もしかするとこの”利用されたがっている”人達にの一部に、もしかして自分がなっているかもしれない、ということに気付いた方がいいのかもしれない・・・(あとは全部自分に返ってくる事であるから・・・)

もう悪の手は、我々の周りにまるで”目に見えない放射能”のように充満しているかもしれないことに、そろそろ手遅れになる前に気づいた方がいいのかもしれない。

Believe it or not, it's tottaly up to you ....

http://www.youtube.com/embed/qeMFqkcPYcg

そして、前回も上げた、EurythmicsのAnnie LenoxとDavid Stweetが登場するビデオももう一度、よくご覧いただくと、その”意味”することがよく分かるかもしれない・・・

SWEET DREAMS ( are made of this... )  ~甘い夢はこうして作られる・・・~

皆さんは、Eurythmics(ユーリーズミックス)のSWEET DREAM( are made of this ) (= 邦題:スイート・ドリームス)という歌をご存じだろうか。

この歌は、私の中学時代に流行っていた歌。
私は中一くらいの時から、洋楽が大好きだった。
別に一番上だったので、お兄ちゃんお姉ちゃんの影響というわけでもなく、自然と湯川れい子さんやピーター・バラカン、小林克也の洋楽トップ10番組などをよく聞くようになっていた。
折しも、MTVのミュージック・ビデオが取りださされるようになった時代。

その中で、アメリカ音楽も聞いていたが、私はファッション性もある、イギリスのニュー・ウェイブ系の音楽もとても好きだった。

そしてその中で流れていた全英チャートの上位に食い込んでいた曲がこれだ。

” Sweet dream are made of this. Who am to I disagree ? ....  ”

その時は何の気なしに、ただ歌詞だけを意味もよく分からず口ずさんでいた。

でも何だか子供心に、”甘い夢(スイート・ドリームス)の歌のはずなのに、なんでこんなに”重いヘ”感じの音楽なんだろう?”とちょっと不思議に思っていた。

そしてこの歌は、つい最近まで私にとってはそんな”甘い夢”を歌っている歌に過ぎなかった。

この歌の存在を思い出したのは、この3・11の津波が襲った日からである。

丁度、3月の末日に近い頃だったように思う。

なんだか、日本の報道と海外の報道が、原発事故や津波の被害地に対する情報が余りにも違うと気付いてから、暫く立って来た後、そして、ある時期、海外プレスがほとんど全て”東京”という街から姿を消してからである。

その日本の”首都”と称される街から発せられる情報は、それまでの海外メディアの放送と違い、余りにも”バイアス”がかったものであったからである。

そして誰かが、この事故や、地震津波震災の影で、大きな力で何者かが、自分達の都合のいいように”パニック抑制”と称して、情報をコントロールしようとしている姿があからさまであったからだ。
そしてその不安をツイッター上につぶやいた後、誰かが返事を呟いた・・・" Welcome to the real world ... "

それから、私はこの歌の歌詞の一部を思い出した。
” I travel the world through the Seven Seas, everybody's looking for something...  ”
まずこれは、”自分のことだ”と思った。7つの海を旅して、誰もが”何か(=真実)を探してる・・・”

余談だが私はこの” 7 Seas ~七つの海~ ”という表現が好きだ。
”7”という数字は、何だか神秘的で、割り切れず、摩訶不思議なようすを思い起こさせるから。
そして私は、そこから別に” 7 Wonders  ”という歌も思い出した。
ああ、そうか、世界には7不思議、と呼ばれるものがあるのだということを。

そしてもう一つ余談になるが、私の先祖はその昔、瀬戸内で水軍と呼ばれる家系に生まれた。
その昔は、戦闘用の船を500以上をも持っていて、多くの合戦で勝利もしてきた。
その中には、若き女性指揮官もいたのだ。( 私の現在の姿は、何故か彼女の現在残っている肖像画にも似ている・・・~もちろん後世に書かれたものだが・・~ )

我々の一族は常々、”水”と深き関係のあるもの。
大昔、先祖が”水のある処、我らが里が如し” というお告げを瀬戸内海の渦潮の真ん中で聞いて、我々はその伊予のある地に導かれた、という伝説もあるくらい。

私は昔から”水の美しいところ”が好きだ。
川や海の水が濁ったり、汚れたりしているのを見ると居た堪れなく哀しくなる。
何故だか分からないが、きれいな流れの川の横を歩くのがずっと好きだった。

そして私の訪れた、我々一族が住居にしていたというある”里”にも、山から流れ出る、あまりにも美しい”水”を讃える川が流れていた。
海を眺める緩やかな斜面に、美しい穂をたたえた田畑が太陽の光を色とりどりに映し出した、心の中の原風景がそこにはあった。

我々は海の向こうからやって来た。
遠い昔、中国の海辺の小国に我々はいた。
そしてやはり水軍を操っていた一族とも言われている。

7つの海を越えて、7つの不思議を解明する・・・
なんだかこれは我々に与えられた使命のようにも思えた。

This is the song " SWEET DREAMS ( are made of this ) "
Please listen carefully with your soul, so that you can find " what is really truth "....

                                 http://www.youtube.com/embed/qeMFqkcPYcg



そして私はこの歌の持つ”本当の意味”を知る事となる・・・

2011年4月28日木曜日

It's been a long time ...

それは、わたしの中に長い間あるものであった・・
言い表す事のできない" fear "。
それは怖れとはまた違う意味での畏れという意味。

何故だかずっとわたしはそれがあやふやに解決されていないがままに過ごされてきているために、自分に対する不幸が連続して起こるような気がしていた・・・

いつも何だか”勘”に頼る事も多かったわたしだが、
あるときの拍子に、”もしかしてこれは偶然ではないのかもしれない・・・”という気持ちが心の中に襲った。そういつもわたしはlogicalに考えて、このintuitionの声を聞いて進んだことがうまくいっていた、のだということに。
無理やり頭で考えて、頭をぶつけながら”そちら”の方向へ進んでも、すぐに跳ね返される。
そして何の気もなしに、偶然の積み重ねをフォローし、たどり着くと、とてもバラ色な気分になったりする。
それまでは、あまりそんな”サイン”に耳を傾ける事を”気の性”と思ってわざと心の中で打ち消してきたが、その”声”を聞いて進むようになってから、だんだんと身に降りかかる災いが以前より少なくなって来ているような気がしていた。

そしてある日、わたしは、このずっと、生まれてこのかた、自分の中にあったこの”畏れ”に対してその存在を確かめようとする旅に出る事を決めたのだ。

それは”わたしはいったいどこから来たのか”そして”どこに行こうとしているのか?”ということ。
わたしは自分のバックグランドを調べる旅に出た。
もちろんわたしは父と母の子供であることは間違いないのだが、それ以前のことについて、である。

わたしの親戚には大ボラを吹く奴がいて、”われわれは天皇の子孫で高貴なでである。”とか”選ばれた人間であるから他の人間とは違う!”ということを誰に向かってでもすぐに言う大馬鹿者がいる。
だから逆に誰も本当のことを知りたくないのだ。誰もこんな人間になりたくないから。
みんな大ボラと分かっていても誰も何も言わない。そうやって、家のよそから来た嫁さんのおばあちゃんが仕込んだのだから。一体何さまのつもりかと思ってしまう。
そんな高貴な生まれだったら、今頃こんなところにいるわけがない。
何を証拠にそんなこといってんだろう、と思っている人ばかりなので、それについての本当の話は長らく封印されたままであった。
( もちろん、大昔のことであれば、この日本中に何人”天皇の子孫”がいるかしれたもんじゃない。 )

ある時、わたしは身体を壊してしまった。
大病ではなかったが、手術と結構キツイ薬を長い間飲み続けなければならない状態が続いた。
最初の医者がどうみても今はやりの”御用学者”風な人間で、どんなにそれが”小さいもの”でも”手術、手術”を繰り返す医者だったので、あやしく思った私は、別の医者に相談して、セカンド・オピニオンを聞いてもらうことにした。
すると彼女の答えは、”こんなにもよくなって来ている状態で、何がなんでも手術というのはおかしい!!”というものだった。
彼女の所も一回診てもらうのに、3時間もまたなければいけないほどの繁盛ぶりで、診察時間も5分あればいい方。手術しなくていい、という意見を聞けたのはよかったが、前の医者同様”自分に質問はするな、こちらのいうことだけを聞け”風な態度は変わらなかったので、また別の医者を探した。するとそのごく近所にとてもネットで評判のいい、それもそんなに待たなくてもいいお医者さんを見つけた。

そうこうしている内に、”安静状態”が2年ほど続いたが、その間、仕事を最小限の出来る範囲で続けながら、社長のご好意もあって続けることができた。

そして今までにないほど”自分の時間”が持てるようになった。今まで外にばかり向いていたエネルギーが内側へと向かう。わたしはスピリチュアルなパーソンではないが、”そういう時はいままでと逆のことをしてみるとよい”というアドバイスにしたがって、今までやってみたことのないことを始めることを試みた。
ネットを家で見る時間も増えた。
ふとその時、うちのおばあちゃんがうちの家系図を持っていた、という話を思い出した。
もちろんそれはその大分前になくなった、父方のおじいちゃんのものだが、ずっと気になっていた事を思い出した。

うちの母方のおばあちゃんが、最近もうろくし出し、ずっと一緒に住んでいたのだが、長年ぶりに住居を父の実家の方に移すことになってからだ。
それも”予定していた”ことではなかったが、あとから考えると”ああ、あの時そうしていてよかったのかも”と思える事であった。

久しぶりの”我が家”に帰って、またわたしは子供の頃味わったようなあの”異様な”雰囲気に包まれた。
何かこの家には”魔物”が住んでいるような雰囲気。
父親が長く一人で住んでいたせいでもあるが、何か”ただものならぬ”雰囲気がそこには漂っていた。
わたしは即座に”これを立ち去らさなければ、わたしはここに住む事ができない・・・”と直感した。
それがいったい”何か”を知るために・・・・

2011年4月27日水曜日

Back to France, till the Day After ...

ときどき想うことがある・・
なんでこんなことが起るのかと。

あの日から1ヶ月経ってもまだ、本当の事のように思えなかった・・・

次から次へとネット上に飛び込んでくる、原発事故の情報。

今まで見る事のなかった、ネット放送や、ほとんど使うことのなかったツイッター。

そんなものがある日突然、この世で一番”必要不可欠なもの”となる。

あの日、私はミラノから南フランス・ニースの自分のスタジオ(ワンルーム・アパート)に帰って来た。
ある意味ずーっと・・、茫然としぱなっしだったが、帰ってすぐにTVのニュースを付けてみた。

そこには、ニュース時間を延長して組まれた、日本の東北大地震と津波のニュースで溢れていた。
30分のニュースが1時間になっていた。

そして次の日には、すでに、地震や津波よりも、ここフランスのニュースでは、その内容がほとんど全て原発事故の内容へと変わっていた。
ほとんど他のニュースがキャンセルされて、また1時間の特別枠が設けられる・・・

その画面に映る、フランス人原発の専門家が、本当に自分の驚きと不安を隠せない、といった表情で、声を震わせながら”これは極めて深刻な状況です”と、説明するのも恐ろしい、といった言葉を発するのにも躊躇してるかのような姿で専門的な説明を始めた・・・

その言葉にはまるで”言ってはいけない”、という自分のブレーキが掛かっているような話し方だった。しかしその内容は、決して楽観的な話ではなかった・・

日本のニュースNHKやTBSを、今回初めてUstreamで見た。
そこからは原発のニュースは流れていても、そこまでの深刻さは伝わってこなかった。

そしてBBCワールドのアジア・ページでの、この地震・津波・原発事故の特集ニュース・ページを見てみた。
同じく内容は、津波の被害も映されているが、原発の話が多い。
日本ほどではないにしても、専門家が”チェルノブイリほど酷い状況ではないと思われ、そこまで悪くなる事はないであろう”というフランスの専門家よりは少し楽観的と思われる内容のニュースを流していた。

だから私もその津波の起きた次の日までは、”きっとフランスのテレビが大げさに伝えるだけで、事実はそれほど酷くないのであろう・・”と思っていた。

そして次々と、その事故の事実のベールが剝されていくまでは・・・

Going to the Japanese restaurant ...

After a few moment, I realized maybe I should call my aunt in Tokyo, since all my family & many of my friends are in Western Japan..
However, even by a few attempt, the line was too busy so that I couldn't get through ...

My fear increased ...
The clock was already nearly 10.30am.
So I called the receptionist if I could stay longer till 12, explaining " Something terrible is happening in Japan at the moment, and I need to contact my relatives " , then he said yes.

My heart was upsetting, trying to get more information.. but I needed to start my suitecase as well ..

The time flew out ...
I wondered the people who worked at Japanese restaurant in Milan where I frequently visit, since there are many people from Tohoku area in Japan ...

I checked out and talked to the receptionists.
But they didn't really know the situation ..
They both said that Japanese must be so prepared for earthquakes..but I said " Even much bigger than we expected with huge tsunami " Then they searched on internet and realized without a word.
" We just feel sorry.. ", that was all they could say.

I left the hotel ,having left my luggage, for my lunch, to the restaurant " Tomoyoshi ".

I entered the door and said hello to the lady who normally works there.
I believed she is a wife of the owner who usually works in the kitchen.
She smiled as usual. So I thought maybe she doesn't know what was really happening there..
Then I asked " Is your family ok and where are you from ? " 

She was from Tochigi.
She knew the news about Earthquake, but not much tsunami..
I explained the scene I'd just saw on TV, swallowing up everythin on earth, but she seemed not to be believing as if it was just an exaggeration.

Then she started talking to other customer, and laughed. " Do you know about tsunami and earthquake in Japan ? "

The customer from Tokyo answered calmly, " Yes ".

Then she started to talk to her husband, too.
" This girl said Sendai airport was hit by Tsunami."

The owner was from Sendai, and soon his face became pale.

" Where in Sendai ?", I said " I think it is just south of Sendai city."
He started calling his neiths there, but the line was not connected ...

Then I said again " This is not an exaggeration. Tsunami was swallowing everything there, icluding houses, cars, everything alive ... "
The other worker from Kansai opened up her eyes and seemed not to be able to believe.
I just said " Check on internet or 8 o'clock news here, you will see. This is supposed to be a big news "
Then I left the restaurant again.

It was such a nice calm day outside.
I remember it must be just after my colleauges and boss had arrived in Japan.
- if they didn't go to the office, could be just after they arrived at home in Tokyo...-
Couldn't believe something terrible like this happening on the other side of earth.
I went back to the hotel to fetch my suitecase to go back to South France ...

While I was on the train, suddenly I felt a fear

as if I was going to somewhere dangerous...
but I realized again, I was in Milan, far from the EQ & Tsunami zone...

It was all strange to me everything was normal there, altought I knew something terrible was happening on the other side of the earth ....

2011年4月25日月曜日

En suite ... ( そしてその後・・・)

It's been almost 2 days since first I started writing my blog.
Why it took so long to continue, I don't know why...
Maybe something put me off from writing or maybe because so many things are still happening around me...
In either way, it is not easy for me to recall what was exactly happening on that day, March the 11th....

----------------

After I had a few hours sleep - or nap - in the morning,
I wake up again and the time was already around 16.30 o'clock Japan time.
Then I remembered the big Earthquake news on internet ...

I started browsing internet again.
I saw some of the Tsunami already arrived in Japan - the big ones ...-
and I saw one posted message on Facebook from my friend in Hong Kong,
saying " God bless Japan ..."
I wondered " Why ? the Chinese person saying God bless to Japan ? "
without much caution, I replied " :) "

I got dressed and I went downstairs to have a breakfast at the hotel.

When I almost finished my brekky, I met one of the receptionists I know well.
and I heard she was talking about the Earthquake.

Something pushed me to start talking ...
" Have you heard about the Earthqake in Japan. "
then she said, " Yes, I did, indeed. "
I said," I heard there were many Tsunami were predicted to hit in that area as well ... So is Milan seismic area in Italy ? " , and she relpied. " Well, there are some but not many big ones around here in the North. "
It was the same answer I did the night before to my colleagues.

then I started talking about my fear. " I think if the Tsunami was more than 10m, it could be bigger than the one hit in Thailand a few years ago ..." then she said " Well, we don't have tsunami here in Milan ..."
I said, " Of-course !! Milan is inland & so far from the sea !! If the tsunami hit here, whole Italy could be devastated... "then she laughed " Of-course. ", and I said " Well, Japan is the same... it's just a small country."
It was just a joke at that time till I really saw the image ....

Then after that conversation, I went back to my room.
I started browsing internet again.
Without seeing any answers from my friend from Hong Kong, I added " but Why ?" as a question.
and she immediately replied saying " Don't you know Japan was hit by EQ !? "
I said " Yes, I know, but must be Ok there... I guess it is not much over populated area like Tokyo with skycrapers, can't be worse than in Kobe ..."
Then she replied soon after " There are big boats & ships next to the airport ... unbelievable... "
then she continued reporting the scene from her iPod... then I asked " Where are you seeing this ? "

Soon she posted this image, believed taken from the air by US airforce.
It was broadcasted almost as live on CNN, the Tsunami water swallowed up all the buildings & cars in the car park and carried away all the big boats & even tunkers, even with fire, coming towards the Sendai Airport etc ... 

http://edition.cnn.com/video/#/video/world/2011/03/11/sot.tsunami.hit.japan.cnn?iref=videosearch

http://edition.cnn.com/video/#/video/world/2011/03/11/cabrera.japan.quake.cnn?iref=videosearch

http://youtu.be/rO2-LT9pflM

http://edition.cnn.com/video/#/video/world/2011/03/11/natpkg.japan.tsunami.aftermath.cnn?iref=videosearch

( The last one is also by CNN but I think the source was taken from NHK -probably World -. However, have you really seen this on TV ? Caz I found the same video as " not broadcasted in Japan " and it was cut even the last 1/3 even on youtube... )

I lost my words, while watching what was happening in Japan ....

2011年4月23日土曜日

First of all ...

I've kept my silence since the day came.
On the March 11th
when I was in Milan, the day after my colleagues had left for Japan.

We talked about the possibility of earthquake in Italy the night before
when my friends saw the Cathedral in Milan.
"Are there no EQs here in Italy and no danger to be collasped the building like this ?"
Then I answered,
" There are EQs in Italy, but more in the central & south area. Not much bigger one around here."
Then she replied,
" I see. "
Then she told me this.
" U're very lucky one. You've been travelling around the world, but never came across with such a catastrophy. Are u not scared to be outside Japan ?"
Then I said,
" It could happen everywhere, even though I stay in 1 place like Japan. Could die with EQ. So we can never tell "Where is the safest place to stay on earth " "

My prediction became a truth the day after, with the word which I never imagined to become true so soon.... then I remembered the "scene" which I'd always had with a fear for this 2 -3 years everytime I visited Tokyo....
"How can people live here one next to each other without any free space... If the building collaspe" with the image of bent tall buildings in front of me in the middle of Tokyo...
The life in Tokyo is extremely expensive.. buying appartments or houses & living costs... although there is a huge danger, people have decided to live & build high buildings there over the ground which is so soft and easy to be shaken ...

At that night, I decided to stay in Milan for 1 more night without much precaution after sending my colleages to Japan. I decide to do more shopping or so for myself.

I was sleepless at that night, and I wake up around 4:30am.
I started browsing internet, however, it didn't work.
I called the reception for the connection.
and it came back.

Then, I saw the sign of "more than 10m of tsunami" just after the seimic intensity  7.1 Earthquake in Miyagi .
I thought " ... it's impossible... the earthquake even bigger than in Kobe about 15 yrs ago... "

but I thought everybody there were going to escape since the big red "Big Tsunami"warnign sign was on my Yahoo page... -could be bigger than the Tsunami in Thailand, I saw on TV a few years ago... -

Believing Japanese were more prepared for Tsunami than any other nations ....

Then, I went back to sleep.....