2011年5月17日火曜日

原発について二人のタクシー運転手との会話 ~ Conversation with 2 taxi drivers in France & Italy ~

5月のある朝、私はイタリア行きの電車に乗り継ぐ為、ニースの中央駅に向かっていた。
大きな荷物があるので、タクシーを呼んだ。(と、友人に奨められた・・・)

50代半ばくらいのタクシー運転手だった。
まるでイタリア系と思われるような、陽気な運転手。(この辺りは150年ほど前までイタリアで、途中で移り住んだイタリア人も多く、地元の人はかなりイタリア系の家族の人が多い。今もうあまりその面影が、彼らのメンタリティの中に残っていないのは残念だが・・)

それはさておき、彼とタクシーの中で交わした会話の内容。
まず大きな荷物とアジア系の顔立ちの私を見て。
”どこに行くの?”
に始まり、”日本”と答える。
対外そう答える前に、すでに私が日本人と分かって質問してくる気配の人が多いように最近感じる。

”フランス語うまいね。”
”まだまだですよ。”と私。”仕事で英語とイタリア語は使うけど、フランス語はまだ勉強中。やっぱりどの言語よりも発音がむずかしい。”
”ちゃんとしゃべれてるよ。”
”ありがとう。”と礼を言ってみた。

”どう日本は?”いつもよく聞かれる問い。
”ぜんぜん良くないですよ。”
”日本にはもう(震災の後)帰ったの?”
”いえ、これが初めてです。”と、私。
”こっちに住んでるんです。大概は。”
というと、他愛のない話が少し弾んだ。

するとおじさんが、
”僕は、カンボジアやベトナム(元フランス領)には行ったことあるけど、日本はまだで、一度行ってみたいと思ってるんだ”と。
”でも今日本は凄く危ないですよ。もっと治まってから行った方がいい・・”というと、
”・・ああそうだったね・・・”という答えが。
何故か最近、この震災や事故が起きてから、誰もが”日本には一度行ってみたいと思っていた”と私に話しかける人が多い。

”震災だけなら数年で復興できたけど、原発のおかげでどうなるか分からない”というと。
”そうだ、それが一番ネックなんだよ・・”といいかけたおじさんだったが、急に態度が急変☆

”しかし、原発は”唯一つ”のこの世界のスバらしいエネルギー源だ。それをやめることは不可能だし、だからって他にどういう方法があるのだ!”と、まるでサルコジ並みの演説をし始めた!

前に中心街の近所のともだちのコピー屋のタクシー運転手と同年代の店主にも、まったく同じ演説口調で、”唯一つの!”を強調した言い回しに驚いた私は、まるでプロパガンダによって覚えこまされた”スローガン”を唱えている人のように思えたので、彼に行ったのと同じく、
”それは間違っている。あなた方は洗脳されているのよ。”と言った。
するとタクシー運転手は、
”え、何かい?それでは自然再生エネルギーが正しいとでも?そんなの糞で、新しい利権組を生むだけだ!!”と言い放った。
なので私は”風力や太陽光は人体には永久は与えない。日本人も今まで原子力エネルギーをフランスのように過信して来た。その末路がこれ。フランスでは知らないが、日本ではその再生可能自然エネルギーを普及させないように、間で電力会社が高額のマージンを独占的に取る方法など、国の法律まで定めて広がらないようにしている。問題は政治のエネルギー政策と電力会社が密着した構造上の問題なんだ。”
というと、彼は暫く黙ってしまった・・・

その後着くまでは、ほとんど全く違った話題に。
”天気がいいね、最近。まるで真夏みたいだ。冬と夏の境目がない・・(4中まで雨の日が多く寒かった)”とか。
最後駅に着くと、”無事に帰ってね。”と温かい言葉を掛けてくれた。


そしてもう一人の出会ったtaxista(タクシー運転手)は、イタリア・ミラノで。
私はその翌日、日本への乗り継ぎ便に乗るために、リナーテ空港行きのタクシーを予約した。
いつもより大きなメーターのないタクシーがやって来た。

普段であれば20分くらいの道のり。

そのタクシー運転手も、イタリア人らしくとても話し好きであった。

日本で大地震や津波のあった日に、泊っていた同じホテルの受付の人が、心配して荷物を道の向こう側まで運んでくれた。
”日本にはもう(震災後)帰ったの?”
”いやこれが初めて・・”
”じゃ、気を付けて!”
”2週間経ったらまた帰って来るよ。”
少し無言だった。みんなやっぱり放射能が怖いんだよ。日本から来た観光客なんかも本当は色々付着してるんじゃないかって、恐れられてる気がする。(無頓着な人を見ると、私も実際そう思ってしまう。)

また同じく、(フランス人タクシー運転手と同じくらいの)50歳半ばくらいの年のタクシー運転手との会話が始まる。(今回はイタリア語で。)
”イタリア語うまいね。何の仕事してるの?”
”コーディネーターとか、通訳・翻訳とか。イタリアにもフランスの前、結構長く住んでた。”
”どこに住んでたの?”
”フィレンツエ”
”いいとこだねー!美しい町だ”
どんな人に行っても大概、フィレンツエと言うと褒められるので、それは嬉しい。

そしてやはり日本の話になった。
”日本は今どう?あんなにヒドイ状況なのに、物凄く静かに見えるけど・・”話し始めた所で、
”ぜんぜん良くはないよ。政府はその危険性について、ちゃんと国民に伝えようとしていないから、どんなに危ないか分かっていない人が多いためだと思う・・”
”やっぱりそれは政治が問題なんだよ。でも日本は3日間で高速道が壊れたのを直したって聞いた。イタリアではありえない。10年経っても同じ工事をしてるくらいだ。だから日本は大丈夫だよ。”
”いや、でも放射能は逃げられないよ。地震や津波だけだったらまだ酷くても何とかなったかもしれないけど。”
”そりゃそうだね。原発がなければなんとかなったのにとは思う。我々イタリアではどんだけ今福島が危ない状態なのか知っているのに、その放射能や事故の危険性について肝心の日本国民が知らされていないとはね・・残念なことだ。”

この二人の50歳半ばくらいの同年代位のタクシー運転手との会話を見ても、この二つの国の原発政策の違いについても大きな違いがあることが分かる。
サルコジが日本に来日してからほとんど全く、と言っていいほど福島原発の事故のニュースが流れず、原発推進を表明したフランスと、新規の原発は長年作っておらず、自然再生エネルギー転換を先日発表したイタリア。情報公開については、この国の姿勢によって、かなりの部分がその国民に対して違ってきていると思われる。

こんなに実際は隣り合わせのヨーロッパの中でもこれほど、原発に対する意識が明らかに違うということは、その国の原発プロパガンダの力の入れ方によるのだろう。

きっとドイツに行くと全く違うのだろう、と思ってみる。

イギリスはあまり関心のないように思えた・・・(人によるだろうけど。)

2011年5月16日月曜日

あるおおきな力で・・・ Something which leads me ...

またいくつか不思議な事が南仏から日本への帰り道に起きた。

フランスとの国境の町、イタリア・ベンティミリアはいつもと同様静かであった。
フランス国内で騒がれているようなカオスなど見当たらない。
( フランス人の友人が、Nice Matinというローカル紙に載っていた、フランス国境で入国拒否された、北アフリカからの一時滞在ビザを持った難民が、ベンティミリアで暴動のようなものを起こして、大変危ない、という噂。 飛行機でイタリアに行くことまで薦められた・・ )

ただいつもよりは少し怪しげな貧しい移民やホームレスのような人物が多い。

何も変わった所のないことに驚いて、ミラノ行きの切符を買い、いつものバールにコーヒー(わたしのお気に入りは、エスプレッソに少し泡立てたミルクをのせる、カフェ・マキアート。)を飲みに行った。

すこし驚いたのは、なごやかながら、いつもとは違う制服を着た警官たち。
年もいつもいる人たちよりは年配の警官が多く、ベレー帽をちゃんとかぶり、白ベルトもしている。制服もいつもの地方警官のような人とは違い、なんだか品がある。
まるで首都ローマで見た警官たちのようだ・・。


大きなスーツケースを持っていたせいか、少しじろじろと見られたが、別にパスポートチェックもされなかった・・・日曜のせいか、前回来た時のように全員を止めて、パスポートを見せろ、ということもない。

しかし気になったのは、バールにいた、数人組のフランス語を話す、北アフリカ系の若い3人組。
そういえば前回来た時も、こんな感じのグループが街にいたっけ・・・・

なんだか少し、ニュースで流れていたチュニジアからの難民が大量に南イタリアに漂着のニュースを思い出した・・・

そして駅のバールの外に出てみると、その謎が解けた・・・・

ヨーロッパの国々でビザなし渡航を承認する、シェンゲン条約にイタリアが調印してから使われることのなかった、旧審査場の鉄格子の扉の向こうには、山のような移民たちが通路の地べたの上に雑魚寝をしているではないか・・・・

その扉はあけっぱなしになっていたが、少し離れた所から、例のベレー帽の警官たちが監視する。


なんだか異様な雰囲気だったが、近寄って見る事にした。


すると横断幕には、すべての人々に公平な国境をという大きな赤い横断幕が・・・
そしてそのすぐ横には、サルコジとベルルスコーニがなかつづましく顔を寄せている写真や、二人が並んでいる他の新聞の切り抜き写真では、その顔の部分が潰されていた・・・

彼らは、フランス国境を通過することの許されないイスラム系の北アフリカから来た難民たちなのである・・・・

そしてミラノ行きのインターシティの列車の中で、私はLindaという英国人女性と出会った。
彼女はイタリアに20年ほど住み、ジェノバで病院の医学的な通訳をしていたという。
最初にあなた英語かイタリア語しゃべれる?と聞かれて、両方と言ってみると、とても感嘆した。日本人女性に部屋をイギリスで貸していた、という彼女は、とても感慨深く、日本のことについて心配していた。
そして我々は色々な事を話し、語り出した。・・
日本のこと、そして現在我々を取り巻く色々な状況について。・・
彼女は日本の原子力を取り巻く現状や、政府があまりにも国民に危険性を知らせていない事実に、信じられない、といった様子だった。・・

そして彼女は今イギリスに戻った事を後悔して、またこちらイタリアに戻ってきたいと話していた。
” Only your destination guides you ... ” so I told her, and she agreed.
Then we exchange our e-mail addresses and she got off the train at Genova.

I continued travelling on the train to Milan..

そしてあの問題のベンティミリアのフランスとイタリア国境を越えて、インターシティの特急電車でミラノに来てからのこと。

疲れていたわたしは部屋で休んだ後、晩御飯を買いに行くついでに外に出た。

もう7時だというのに、外は明るい。

最初デュオモとかの中心街に行こうかと思ったが、中央駅構内が新しくモダンになり、御店も増えたことを思い出して、ホテルのすぐ近くの為、行くことにした。

初めてと言っていいほど、全部を新しくなってからゆっくり見た。

気になっていたバールやレストランもチェックしながら、おいしいそうなジェラートを見つけて、購入してしまった(もちろん激ウマ!) 食べたのは、ピスタチオとチョコレート、クリーム・キャラメル味。いつもの安物のコーンではなく奮発してビスコッティに(それでもたったの3ユーロ

本当にイタリアは美味しい♡♡

そしてミラノにたくさんチェーン店のある有名パニーノ屋さんのPanino Guistoも店を構えているので、こちらはタルテュッフォというトリュフ味のパニーノを頼んだ。(もちろんビックリするほどのリッチな香りのするサンドイッチ。こっちは写真を撮りましたよ。^^*


次はきれいになったミラノ中央駅の内側の様子。
しかし私は、このファシズム的な、他を圧倒させる為に国の力を他に見せつける為に意図的に作られた建物はあまりすきではない・・・ローマにもこういった場所があるが、まるで自分達を実際より大きくみせて、戦争に走ったイタリアの姿がよみがえってくる。・・)





かなり話は脱線してしまったが、実は今日の一番びっくりしたことと言えばこれ。

ツイッターの友人の勧めで、John Grishamの本を探していた。
一番有名どころで”The Pelican Breif  をまず。
しかし探していた本はなく、彼の著作が1冊だけ本棚にあった。
その名は”The Appeal 

そしてその本の裏を見て唖然とした・・・
なんとそこには、2008年のNYタイムスのベスト・セラー小説。内容は、ミシシッピーのある街にある工場から化学薬品の汚染水が意図的に川に流され、まわりの住人におそろしいほどの癌の被害がでた。というもの。・・・・
みなさん、これを聞いて思い出す事はないだろうか?
もちろん最近の福島原発からの高濃度放射能汚染水の海への放出。・・・
ここではそれに関わる裁判員に関しても黒い影が付き纏うことを暗示。
政府や化学薬品会社によるあらゆる駆け引きやもくろみがこの事件の裏で手を引く・・・

まるで今の私達の直面している状況をすでに彼は予言しているかのようだ・・・
そうこれは今に始まったことではない・・・
そしてメキシコ湾でのGPによる石油の流失事故も記憶に新しい。・・・
しかし我々の直面しているのはそれよりも恐ろしい結末の予想される出来事なのだ。
誰もまだ経験したことのない、消されることを運命づけられたできごとのように・・・

そしてまた私はラッキーにもこのペリカン文書のイタリア語版も見つけた・・・
そこにはあるFBICIAの関わったと思われる事件の真相をある法律を学ぶ女学生が、その謎を解くカギをあるきっかけで見つけたというものから始まるものであった・・・

なんだか運命的なものを感じるのはわたしだけであろうか・・・

その時、私は大きなあるちからのある何かが、私の上から見下ろして、ある大きな引力で導こうとしているような気がした・・・"誰かがどこかに導こうとしている"と。

そして、今度は翌日、ミラノの空港に向かった。
そこからアムステルダム行きの飛行機に乗るためだ。
特に問題もなくスムースに行った。(唯一つあったとすれば、ホテルの頼んだハイヤーが普通料金の2倍位する高いものであったが。)

トランジットの為、アムステルダムの空港で時間を少し潰す事にした。(あの、シェンゲン・ボーダーを超えて、日本への一歩を踏み出す前に。)

昨日の事を思い出して、もう一冊何か本(アムスは特に英語の本が多い)を買おうとした。
そこで目の前に飛び込んできたのが、この本であった。
”Obama's Wars”...
何だか今の状況にFamiliarに感じれる雰囲気と内容。
他のオバマ大統領のプロモーション本とは何故か違う感じがした・・・

中を少し開いてみると唖然・・・
それはウォーターゲイト事件を暴いた、あのウォール・ストリート・ジャーナルの記者、BOB WOODWARD氏の本であることが後で発覚するが、
内容があまりにも、今抱いている、OBL殺害事件や、米軍のアフガニスタン、パキスタンでの展開への”疑問”にすべて答えがページにくまなく、キーワードとして書かれていたのだ・・・

それはあまりにも“偶然”というには奇妙な仕業・・・
ここまで続くとなんだか、不思議な力を信じずにはいられなくなる・・

運命は神のみぞ知る・・

そしてその運命とは一体どこに我々を導こうとしているのであろうか・・

参考文献:
" The Appeal " by John Grisham ( Dell Fiction )
" Il Rapporto Pelican " by John Grihsam ( Oscar Mondadori )
" Obama's Wars ~the inside story~ "by Bob Woodward ( Simon & Schuster UK )

2011年5月14日土曜日

色々な事が絡み合う・・ ソーシャル・ネットワーキング・ワールド

今日やっと一日ぶりに”ブロガー”が元に戻ってきた。(5月14日)
ブロガーは知ってる方もいると思うが、グーグルの管轄。
先日、ライバルのフェイスブックが、ある知り合いの専門家を使って、グーグルの”プライバシー侵害”の実態を世に知らしめようとしていた、という事が発覚したという記事があちらこちらに出たばかり。その前には、実はグーグルは米軍が内容を管理しているとの話もチラホラ聞いていた為、私が以前書いた英語のOBLについてのタイトルの記事が”気に入らなかったのか?”とちょっと心配になった。

関連記事: 
CNN: フェイスブックが「グーグル中傷作戦」、批判記事掲載画策
http://www.cnn.co.jp/business/30002740.html?ref=ng

フェイスブック、グーグル攻撃に広告代理店と契約http://jp.wsj.com/IT/node_235682

私のブログは閲覧はできるけど、メンテナンスに一昨日から入り、”1時間で終わる”とのアナウンスが入っていたが、結局昨日はその”メンテナンス”から戻ってくることはなかった・・・

つい最近、前回のブログでも書いたようにフェイスブックでもOBL事件のあと”おかしな”動きがあるので、勘ぐっていたが、今回その直後にグーグル系でも起きてビックリだ・・・(今までこんなことはなかったのに・・)

しかしこれがまた、最近見るように実際には”逆の意図が働いている”としたらどうだろう。
そうすると政府や軍部と結びついたグーグルが、実際はこのユーザーの個人情報の”プライバシー侵害”を行っていて、それがすべてフェイスブックの”茶番”のように、メディアを使って見せようとしている可能性もある。
真相は分からないが、気を付けたことに越したことはない、というのが最近の日本やアメリカ、世界を取り巻く情勢・・・。我々が本当のことを見え始めた矢先・・

そしてその直前には、この二つのSNS事業を巡って激しく競い合う両者が、Skypeとの提携をそれぞれに模索してるというロイターの特集記事を取り上げたものも・・

GoogleとFacebook、 Skypeとの提携を巡って対決か(ソース:ロイター通信)2011年5月5日
http://japanese.engadget.com/2011/05/05/google-facebook-skype/


そしてこの二つはスマートフォンを廻っても対立してるらしい・・・
ニューヨーク・タイムス紙(ソース・ロイター通信)2011年3月28日:
Reuters Breakingviews
”Facebook vs. Google in Smartphone " NY Times
http://www.nytimes.com/2011/03/29/business/29views.html

そしてあの原発まで製造しているマイクロソフトもSkype買収を考えているらしい、という記事が・・・(そしてマイクロソフトからSkypeによりよい条件の提示が・・) 

ロイター通信: Skype's owners set to make 5 billion : source 2011年5月10日
http://www.reuters.com/article/2011/05/11/us-skype-silverlake-idUSTRE7494J620110511

マイクロソフト、フェイスブック、グーグルに関しては、オバマ大統領がフェイスブックに講演に訪れた時、マイクロソフトとの対比はしたが、最大のライバル、グーグルに関してはコメントを控えた、という経緯も記事に載っている。

CNN:オバマ大統領、フェイスブック本社で対話集会 2011年4月21日
”オバマ大統領は若者や技術に詳しいユーザーを意識して、「システムはプッシュしなければ変わらないばかりか、結果として自分がつけを負うことになる」などと力説。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が設立した財団の活動や半導体大手インテルの実績を評価する一方、フェイスブックの競合相手でもあるグーグルには触れなかった。”
http://www.cnn.co.jp/usa/30002505.html

そしてこんな記事も・・・
NBC Bay Area: Obama to Dine with Apple, Google, Facebook CEOs 2011年5月5日
"The president will discuss the U.S. economy and job creation with the executives as he promotes the $3.7 trillion budget he released this week that aims to keep up government funding for education and research."

オバマ氏も次回の大統領選の為に、こういった今旬の大物たちの力を借りて、少しでもアメリカ経済の状態を良くしようとやっきになっているようだ。

そしてこのIT、ソーシャルメディア業界のシリコン・バレーの大物CEOを集めた”ディナー”は以前にも行われていた。

National Journal :WHITE HOUSE : Obama Dines with Google, Facebook, and Twitter Executives
- High-tech innovation is the focus of the president's West Coast swing. 2011年2月17日

"The list of high-tech executives invited to President Obama's intimate dinner in San Francisco on Thursday night includes some of Silicon Valley's biggest names...
Here’s the list of attendees for the meeting provided by the White House:
• John Doerr, Partner, Kleiner Perkins Caufield & Byers
• Carol Bartz, President and CEO, Yahoo!
• John Chambers, CEO and Chairman, Cisco Systems
• Dick Costolo, CEO, Twitter
• Larry Ellison, Co-Founder and CEO, Oracle
• Reed Hastings, CEO, Netflix
• John Hennessy, President, Stanford University
• Steve Jobs, Chairman and CEO, Apple
• Art Levinson, Chairman and former CEO, Genentech
• Eric Schmidt, Chairman and CEO, Google
• Steve Westly, Managing Partner and Founder, The Westly Group
• Mark Zuckerberg, Founder, President, and CEO, Facebook"

そして今年1月には、オバマ大統領のこんなコメントも発表されている。
Obama: " We are a Nation of Google and Facebook " =オバマ”我々はグーグルとフェイスブックの国家である” 2011年1月25日
http://mashable.com/2011/01/25/obama-facebook-google/

そしてこの記事の中ではこんな事も語られていた・・
” The mention is significant not only because Obama has been known for leveraging social media, but also the timing of the mention. Google announced many job openings today and the Associated Press reported that the company could hire more than 6,000 people this year. And it’s no coincidence that President Obama mentioned the word jobs 25 times in his address."


NPR: Facebook, Google Battle For Obama, Washington Supremacy 2011年3月29日
"One of Washington's more intriguing contests has to be between Google and Facebook for Washington access and influence.Now that they compete against each other as the most dominant forces on the Internet, the hearts and minds of President Obama and other Washington policymakers have are cherished targets for the technology giants. "
http://www.npr.org/blogs/itsallpolitics/2011/03/29/134953714/facebook-google-battle-for-obama-washington-supremacy

色々とソーシャル・ネットワーク業界における、それを巡る攻防、そして駆け引き・・
会社は大きくなればなるほど、色々な”影”の部分を増大して抱える事となる・・・

我々の生活に無くてはならないもの(情報源や情報交換ツールとして)となったインターネット。
そのソーシャル・ネットワーク・システムの中でも、フェイスブックとスカイプは海外生活をするものとして欠かせないものである。
その買収や競争をめぐっては、”暗黒”の世界で行われず、我々にオープンに搾取されない形で行って欲しいもの。

OBL殺害の後、こんな攻防の最中で起こったフェイスブックとグーグルの長いアカウントの”メンテナンス”中に、何が実際行われていたかは分からない・・・(そこまで私はITに詳しくないし・・・)
しかし全ての危険分子を”閲覧”して、個人情報を得る事は彼らにはたやすいことだろう・・(だだの想像でしかないが・・・)

IT、SN業界の肥大は、新たな”特権階級”と権力と結びついた”利権主義”に走る可能性がいなめない・・ 最初はいくら”フツーの”人であっても、一旦手に入れた莫大な”富”の為に、自分の力を過信し、コントロールできると思いこみ、”暴走”するものだということを決して我々は忘れてはならない・・・

2011年5月9日月曜日

Did Osama bin Laden really die or not ??

前回のブログでも触れたが、私はその”アメリカによる、オサマ・ビン・ラディン殺害”ニュースを朝起きて、南フランスで聞いた。(もちろん、アメリカとは時差があるため・・)

それを聞いて、はじめ思ったのは、
アメリカ政府がもし認めていなければ、このニュースは流れないだろうし、殺害後の顔写真もそれほどすぐにウェブに上がらないだろうし、DNAが本人と一致したニュースも流れないだろう。ということ。
しかしすぐにこれがもし、アメリカ政府が、何かの目的のためにわざと意図的に工作されてたものであったら・・・簡単に説明がつくことが多くみられることに気付き始めた。

こちらのインターネット上で出回ったDeath Maskは以前に撮られた写真を180度回転させたものと判明。そして顔の周りの傷も、コンピューター・グラフィックで操作された偽物であるということをロイター通信は発表し、本物の死体の写真を米政府に見せろと要求している。
誰かがおかしいと呟きはじめ、それが、水面に落ちた水滴の作りだす輪のように大きく広がっていく。友人の写真がおかしいという言葉に呼応するように、ロイター通信の次のような記事が出た。・・・

ロイター通信:もしビン・ランディンが本当に死んだのであれば、それを証明しろ。


(原文)ロイター通信:”Osama Bin Laden is dead – prove it May 2, 2011 08:04 EDT 

それを受けて、米政府のスポークスマンは会見で見せる準備はあるが、あまりにも惨たらしいため躊躇っていると発表。
(原文)ロイター通信:”U.S. says bin Laden photo "gruesome," weighs release WASHINGTON | Tue May 3, 2011 7:30pm EDT
http://www.reuters.com/article/2011/05/03/us-binladen-burial-photos-idUSTRE7426MX20110503

この記事の中でロイター通信は、
”アメリカ政府はその”惨たらしい”とされる遺体写真を見せるかどうかとまどっている、米軍の兵士たちまでもが本当にオサマ・ビン・ラディンが殺されたのかどうか疑っているにも関わらず。”と冒頭で書いている。

同時刻に報道された、BBC worldの中でも同じように、”米国政府はOBLの遺体写真を公開すべきか検討を行っている。公開しなければ世界中が彼の死を疑い出しているのだから”という一文が読まれていた。

しかしその要求は、ずっと検討中という(まるで日本政府や保安院のように・・・)という言葉が米政府から出ているというロイター通信のツイートが続く・・・

 
(原文)" U.S. may release photos of Osama bin Laden's burial at sea on Tuesday, no final decision made - U.S. official "( FLASH @reuters on Twitter )

その2時間後に同じくロイター通信で発表された記事でも、
米政府は火曜日の遅くにもオサマ・ビン・ラディンの水葬された写真を発表するかもしれないが、それをロイター紙に語った米政府高官の言葉は、あいまいさを伺わされるな言い方であったと。

 
(原文)”The United States may release later on Tuesday photos of Osama bin Laden's burial at sea but no final decision has been made, a U.S. official told Reuters, speaking on condition of anonymity.” WASHINGTON | Tue May 3, 2011 11:07am EDT

私は以前、ある日本の会社でトレンド分析という仕事に携わっていたことがあるが、そこで先輩が今一番必要でない、と思っている情報が、実は一番重要で、それが未来のトレンドとなって反映されることが、経験上多々あったりする。と言っていた事を思い出す。
つまり、あまりにもつじつまが合うことには気を付けろということである。
自分が一番重要でないと判断したものが、実はその時に事情を解析するのに、一番重要となったりするのだ。
アメリカ政府が認めている、という大前提が壊れれば、すべてがUPSIDE DOWNとなる事項だ。


このアメリカによるオサマ・ビン・ラディン殺害”事件のニュースには数々の”疑惑”が付き纏う。・・

そしてもう一つ、私の周りで”おかしな”事が起こった。
このロイター通信の”オサマ・ビン・ラディン”の殺害に関する疑問を投げかけた英文の記事をフェイスブックの自分のプライベート設定されたアカウントに、要約と自分の意見を載せた直後だ。

最初はこの米政府に批判的なロイター通信の記事(他のTIMEやCBSといった、米政府発表を”そのまま”載せ、”プロパガンダ”のようにその作戦の成功を讃えるかのような記事は大丈夫)が、すべてページにアップしても反映されなくなった。

その晩は”おかしいな”と思いながらも、そのまま寝ることにした。(今までこんなことはなかったのだが・・・)

そして次の朝、起きてみると、自分のページが”メンテナンス中”の為、ウォールに投稿した内容が全くゼロの状態で、何も見る事ができなくなった。
しかし友人のフェイス・ブックのページからだと、私のアカウントのページも見る事ができる・・・

”おかしい、もしかしてセンサーが入っているのかも”と思った私は、自分のPCから別のアカウントを取ろうとしたら、何と”あなたはフェイスブックに登録できません”の文字が。
それは何度リフレッシュしても消えることがなかった・・・

はッ、とした私はこんな話を思い出した。
数日前に、オバマ大統領がフェイスブックの本社に、社員を前に演説の為訪れた、という大々的なニュース。
”なんでこんな時期にわざわざフェイスブックに出向くのだろう”、と不似合いなニュースが心に留った。そう、これも”トレンド分析”で学んだように、その時に丸っきり関係なさそうな不思議なニュースほど、実はその問題を解く”鍵”となること。

そしてそのニュースのページを再度検索した私は唖然とした・・・

asahi.com(朝日新聞):フェイスブック本社で集会 オバマ大統領、財政再建訴え (4月21日)
 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201104210098.html
なんとそれはフェイスブックをオバマ大統領の次回の大統領選キャンペーンも公式ツールとして使うという発表があった直後。そして社員700人の前で大きく語る大統領。・・
なんだか”なんでこんなタイミングに”、そしてなんでソーシャルメディアの第一人者である、一企業フェイスブックと、とても不自然に感じた。

そしてこんな記事以前に書かれたまで発見したのだ・・・
 あのオバマが選挙資金集めに活用したことで一躍世界に名を知られることになったSNS 首位のフェースブック。グーグルが今最も恐れるベンチャーである。
Diamond online(ダイアモンド社)2008年6月25日
”オバマの愛用!グーグルが恐れるフェイスブックの正体”
http://diamond.jp/articles/-/4618
Facebook Town Hall with President Obama
http://youtu.be/3ypVArkbsn8

( フェイスブックも大統領選キャンペーンの”プロパガンダ”に使用されるのか? )


アラブ諸国の革命もインターネットから起きた。そして情報統制されている中国でも、表立って言えない意見をネットを通じて消されては発表することがこのインターネットという情報革命的なツールを手に入れる事で、色々な政治がらみの社会情勢が変化することの多い最近の世界。

今まで”暗黒”のまま処理されてきたのが、今その一部がネットの情報交換によって暴きだされようとする、いわば陰謀を考える政府にとっては”恐るべき敵”。


しかし逆に考えれば、これを自分の都合の良い風に抑えることによって、まるで逆のキャンペーンに有利な支配者の”洗脳”ツールとしても使えるのだ。

そしてこのロイター通信の英語版の記事については、今でもウォールにアップする時には”見える文字入力”をすることを義務付けらえる。(そうでなければ、アップできない。)
勿論、内容はOBLやリビア情勢に関するもの・・・

このフェイスブックは、OBL殺害のニュースのあと、こぞってそれを祝うアメリカ国民の様子の写真をフィーチャーしていたという・・・(驚かないが・・・)

大統領選を応援することを社を上げて約束した、ということは、それに反する、”有益でない”情報を社員を上げて検閲して削除する、ということから始めるであろう。
プライベート設定である為、その内容を知っているのは”彼ら”だけである。

そしてやっとその日の夕方になってから私のアカウントのページは”メンテナンス”から

帰って来た。しかし”ある種”のニュースがアップされにくいのは元のままである。


そして大方の予想通り、米政府はオサマ・ビン・ラディン氏の”水葬”写真を公表しないと発表した。

(原文)タイム誌:" No bin Laden pictures "
http://thepage.time.com/2011/05/04/obama-wont-release-bin-laden-pictures/

CBS news: " Obama: I won't release bin Laden death photos "
そしてまた、本日ロイター通信はNBCによる”アメリカ国民の約3分の2が、オバマ大統領のビン・ラディンの遺体写真を公表しないという姿勢に賛成だ。”という”世論調査”結果を発表した。

(原文)" Majority agree with Obama decision on bin Laden photo:poll "http://www.reuters.com/article/2011/05/08/us-binladen-poll-photos-idUSTRE74725920110508

どこの国もやることは一緒である。・・
そうその裏には同じCIAの”集団洗脳マニュアル”があるのだから。

OBL抹殺作戦の前に、全く軍部の経験のないCIAの長官が国防省の長官に任命されたのは、納得が行く。
何せ、その作戦を実行したのは、アメリカ海軍の特殊部隊SEALsとかのCIAなのだから。・・・
CIA長官にはアフガニスタンで指揮をした軍部の司令官が代わりにトップとなっている。


asahi.com (朝日新聞):米国防長官にCIA長官起用 大統領方針、予算確保期待 (4月27日)
http://www.asahi.com/international/update/0427/TKY201104270587.html
そう、そしてオサマ・ビン・ラディン本人である、というDNA鑑定を含む3つの証拠(その中の妻を殺したり生かしたりして証人にしたものも含む)を出してきたのもCIAである。

この”作戦”は緻密にアメリカ政府により計算され、遂行されていたのだ・・・・


2011年5月4日水曜日

フクシマから、リビア~ オサマ・ビン・ラディンへ

一昨日5月1日にまた、世界の”7 wonder(七不思議) ”の中に、ある出来事が付け加えられた・・・

それはあの世紀のロイヤル・ウェディングが4月29日に終了した直後のこと。
http://www.officialroyalwedding2011.org/
中央ヨーロッパ時間の5月2日(米5月1日夜)のこと。
”オサマ・ビン・ラディン殺害”のニュースが世界中を駆け回った。・・・

そして最初は目を疑ったが、まるでこの世紀のウェディングが滞りなく終了するのをまるで、”待っていた”かの様に発表されたニュースの”できすぎ”さに戸惑いもしたが、”確証がなければ、米政府が発表をすることもないだろう”というできすぎのシナリオが頭によぎった。
そして、この発表間もなくして出された、オサマ・ビン・ラディンの”Death Mask ”の写真・・・


もう少し前に遡って見てみるると、つい最近、フランスやイタリアがリビアでの地上戦を考慮して、作戦に移そうとしている、というニュースが流れた。

”4月19日にイギリスが、20日にはフランスとイタリアがリビアの3つの都市へ地上戦略審議委員を送り込むとアラン・ジュッペ防衛相は宣言した。(仏ル・モンド紙)”(*関連記事1)
そして23日に、フランス国内で、フランスとイタリア国境を封鎖した、というニュースがフランス国営テレビの昼のニュースで流れた。・・・
忘れもしないあの土曜日。
その国境の町ヴェンティミリアに友人と行くはずだったが、あいにくの天候の為、やむなく諦めた直後の昼のニュースでだ。(しかしそれはすでに17日から行われていた・・・)
(*関連記事2,3)
それはイタリア南部に続々と到着する、チュニジアからの不法難民をフランス国内に入れない処置だという。
しかし、イタリア南部(シチリアなど)から、いったいヴェンティミリアはどれだけ離れていると思っているのだろうか。
はっきり言って、国の端から端。日本で言えば、沖縄に入った不法就労者が北海道を抜けて、ロシアに行こうとする、というようなもの。
そこまでする必要があるのだろうか?

しかし、これが何か重要なことを”隠す”ためのいいわけ処置だったとすると、簡単に説明がつく。( まるで、日本列島を”放射能雲”が吹き荒れた時に、”お花見自粛”を呼び掛ける政府官僚のように・・・)

証拠に、あのサルコジが日本に原発事故処理の支援を約束しに日本に来た日から、パタリと日本の原発事故の現状を伝えるニュースが途絶え、TVから姿を消した・・・
リビア情勢も、地上戦を考えているというニュースなども全く流れないし、アル・カイダによるナイジェリアの昨年9月に捕まったフランス人プルトニウム鉱山作業員の捕虜の写真と声明が発表された事も、ニュースの冒頭では触れず、最後にちょこっと”そんなことでフランスの方針は変わらない”と短く発表するのみ。
いつもリビア情勢のこともフランス国内では”まるでなかったこと”のように、国内のどうでもいい、女子同士の殴り合いのケンカをトップに持ってきて散々放送したあと、3番目くらいで1分くらいであっという間に流す程度。

フランスでは確実に、サルコジ来日後のフクシマとリビア戦について、完全に政府による情報統制が引かれている。

それはサルコジが今までの歴代の大統領とは違い、独裁的な主権を行使しようとしている、という人事や行動にも見られる。今の首相は今までの首相とは違い、サルコジの”パペット”化しているし、国営放送TF1の夜8時のメイン・キャスターは、痛烈なコメントをすることで知られるベテランのジャーナリストから、何のバックグランドもない、サルコジに”近い”金髪のまるでセレブ気取りの若手のニュース・キャスターへと数年前にサルコジの国営放送への圧力によって、代替えとされた。

そのニュースでは、ヨーロッパ内のヴィザなし渡航を可能にした、”シェンゲン条約”をフランスが受け入れたことがまるで”間違いだった”と取れる、フランス国営テレビの報道の仕方。
数年前に起った、ストラスブルグでのG20に反対する暴動のシーンが映し出され、”国境警備はより厳しくすべき”というような内容のものが語られていた。
( 反対にイタリア側のニュースでは”フランスがシェンゲン条約受け入れ25カ国の中で初めてそのビザなし渡航の”ルール”を破った国だ”と避難している。 )

しかしそれはそんなことと”比べる”ようなものであろうか?
G20に対する暴動は国内のもの。

リビアの地上戦遂行予定の発表と、この移民の国内流入差し止めはほとんど同時期に行われている。

そしてTF1の国営放送の画面には大きく、エジプトの広場に集まった反政府派の群衆を指しながら、”この中で多くの人間がテロリストとして捕まっている”と大きく方っていた。・・・

地上戦に入ると状況が不利になるという英、仏、伊の予測(地上戦攻撃の基地はイタリアとなる)と、あまりにも(テロの)リスクが高いためか、このイタリアとフランスによる作戦は未だ遂行されていない。(正式発表)

そして25日に、イギリスのザ・テレグラフ紙でも、このような記事が発表されている。
”アフガニスタンで西側諸国を攻撃するためのテロの兵士たちを、ロンドンのフィンズブリー・パークで、アルカイダの宣教師がイギリス国内にイスラム教徒に説教をし、集めている”というウィキリークスからの情報が発表された、と。

”Wikileaks:Terrorists radicalized in London to attack Western targets ”
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8472784/WikiLeaks-Guantanamo-Bay-terrorists-radicalised-in-London-to-attack-Western-targets.html
(*関連記事4、5 )

そして26日には、同紙から、”アルカイダは、もしオサマ・ビン・ラディンが殺された場合、ヨーロッパ国内に報復のための核爆弾を持っている”という情報の記事全文も流している。

” Wikileaks: Al-Qaeda plotted chemical and nuclear attack on the West ” 6:45AM BST 26 Apr 2011
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8472810/Wikileaks-Al-Qaeda-plotted-chemical-and-nuclear-attack-on-the-West.html


その翌日の27日には、なんとアメリカ政府から、CIAの長官を米国防省長官に任命、のニュースが流れる。

” 米国防長官にCIA長官起用 大統領方針、予算確保期待 ”
朝日新聞 2011年4月27日23時48分
http://www.asahi.com/international/update/0427/TKY201104270587.html

4月29日には、忘れもしない、プリンス・ウイリアムとケイト・ミドルトン嬢との結婚式が、母親のダイアナ同様、ロンドンのウェスト・ミンスター寺院で行われた。
英国や世界が熱狂する、観衆の多い国を挙げての一大イベント。
もちろんのこと、何事も”問題なく”遂行される必要がある。
" Happy ever after " を演出する必要のあるイベント・・・

そして5月2日にトップ・ニュースとなった、米軍の特殊部隊による”オサマ・ビン・ラディン”殺害のニュース・・・

なにかこれらの福島原発の事故~リビア戦~オサマ・ビン・ラディン殺害のニュースが一つに結び付く気がするのは、私だけであろうか・・・・

アメリカとCIA・・・・


*関連記事
1) " Britain, France and Italy have announced they will send ground troops into Libya sending " militaly advisers"  to rebel forces as they fight to oust Muammar Gaddafi " 21/04/2011 Moral Low Ground
http://morallowground.com/2011/04/21/britain-france-italy-sending-ground-trooops-into-libya/

2) http://www.rivieratimes.com/index.php/provence-cote-dazur-article/items/french-authorities-block-train-links-as-italian-protest-over-border-controls-1804.html

3) http://www.italymag.co.uk/community/post/france-blocks-italian-trains-carrying-migrants

4) “ WikiLeaks: how Britain 'became a haven for migrant extremists’ ” The Telegraph 7:00AM BST 25 Apr 2011
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8472854/WikiLeaks-how-Britain-became-a-haven-for-migrant-extremists.htmlWikiLeaks

5) “ Guantanamo Bay terrorist secrets revealed ” 1:03AM BST 25 Apr 2011
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8471907/WikiLeaks-Guantanamo-Bay-terrorist-secrets-revealed.html