2011年5月9日月曜日

Did Osama bin Laden really die or not ??

前回のブログでも触れたが、私はその”アメリカによる、オサマ・ビン・ラディン殺害”ニュースを朝起きて、南フランスで聞いた。(もちろん、アメリカとは時差があるため・・)

それを聞いて、はじめ思ったのは、
アメリカ政府がもし認めていなければ、このニュースは流れないだろうし、殺害後の顔写真もそれほどすぐにウェブに上がらないだろうし、DNAが本人と一致したニュースも流れないだろう。ということ。
しかしすぐにこれがもし、アメリカ政府が、何かの目的のためにわざと意図的に工作されてたものであったら・・・簡単に説明がつくことが多くみられることに気付き始めた。

こちらのインターネット上で出回ったDeath Maskは以前に撮られた写真を180度回転させたものと判明。そして顔の周りの傷も、コンピューター・グラフィックで操作された偽物であるということをロイター通信は発表し、本物の死体の写真を米政府に見せろと要求している。
誰かがおかしいと呟きはじめ、それが、水面に落ちた水滴の作りだす輪のように大きく広がっていく。友人の写真がおかしいという言葉に呼応するように、ロイター通信の次のような記事が出た。・・・

ロイター通信:もしビン・ランディンが本当に死んだのであれば、それを証明しろ。


(原文)ロイター通信:”Osama Bin Laden is dead – prove it May 2, 2011 08:04 EDT 

それを受けて、米政府のスポークスマンは会見で見せる準備はあるが、あまりにも惨たらしいため躊躇っていると発表。
(原文)ロイター通信:”U.S. says bin Laden photo "gruesome," weighs release WASHINGTON | Tue May 3, 2011 7:30pm EDT
http://www.reuters.com/article/2011/05/03/us-binladen-burial-photos-idUSTRE7426MX20110503

この記事の中でロイター通信は、
”アメリカ政府はその”惨たらしい”とされる遺体写真を見せるかどうかとまどっている、米軍の兵士たちまでもが本当にオサマ・ビン・ラディンが殺されたのかどうか疑っているにも関わらず。”と冒頭で書いている。

同時刻に報道された、BBC worldの中でも同じように、”米国政府はOBLの遺体写真を公開すべきか検討を行っている。公開しなければ世界中が彼の死を疑い出しているのだから”という一文が読まれていた。

しかしその要求は、ずっと検討中という(まるで日本政府や保安院のように・・・)という言葉が米政府から出ているというロイター通信のツイートが続く・・・

 
(原文)" U.S. may release photos of Osama bin Laden's burial at sea on Tuesday, no final decision made - U.S. official "( FLASH @reuters on Twitter )

その2時間後に同じくロイター通信で発表された記事でも、
米政府は火曜日の遅くにもオサマ・ビン・ラディンの水葬された写真を発表するかもしれないが、それをロイター紙に語った米政府高官の言葉は、あいまいさを伺わされるな言い方であったと。

 
(原文)”The United States may release later on Tuesday photos of Osama bin Laden's burial at sea but no final decision has been made, a U.S. official told Reuters, speaking on condition of anonymity.” WASHINGTON | Tue May 3, 2011 11:07am EDT

私は以前、ある日本の会社でトレンド分析という仕事に携わっていたことがあるが、そこで先輩が今一番必要でない、と思っている情報が、実は一番重要で、それが未来のトレンドとなって反映されることが、経験上多々あったりする。と言っていた事を思い出す。
つまり、あまりにもつじつまが合うことには気を付けろということである。
自分が一番重要でないと判断したものが、実はその時に事情を解析するのに、一番重要となったりするのだ。
アメリカ政府が認めている、という大前提が壊れれば、すべてがUPSIDE DOWNとなる事項だ。


このアメリカによるオサマ・ビン・ラディン殺害”事件のニュースには数々の”疑惑”が付き纏う。・・

そしてもう一つ、私の周りで”おかしな”事が起こった。
このロイター通信の”オサマ・ビン・ラディン”の殺害に関する疑問を投げかけた英文の記事をフェイスブックの自分のプライベート設定されたアカウントに、要約と自分の意見を載せた直後だ。

最初はこの米政府に批判的なロイター通信の記事(他のTIMEやCBSといった、米政府発表を”そのまま”載せ、”プロパガンダ”のようにその作戦の成功を讃えるかのような記事は大丈夫)が、すべてページにアップしても反映されなくなった。

その晩は”おかしいな”と思いながらも、そのまま寝ることにした。(今までこんなことはなかったのだが・・・)

そして次の朝、起きてみると、自分のページが”メンテナンス中”の為、ウォールに投稿した内容が全くゼロの状態で、何も見る事ができなくなった。
しかし友人のフェイス・ブックのページからだと、私のアカウントのページも見る事ができる・・・

”おかしい、もしかしてセンサーが入っているのかも”と思った私は、自分のPCから別のアカウントを取ろうとしたら、何と”あなたはフェイスブックに登録できません”の文字が。
それは何度リフレッシュしても消えることがなかった・・・

はッ、とした私はこんな話を思い出した。
数日前に、オバマ大統領がフェイスブックの本社に、社員を前に演説の為訪れた、という大々的なニュース。
”なんでこんな時期にわざわざフェイスブックに出向くのだろう”、と不似合いなニュースが心に留った。そう、これも”トレンド分析”で学んだように、その時に丸っきり関係なさそうな不思議なニュースほど、実はその問題を解く”鍵”となること。

そしてそのニュースのページを再度検索した私は唖然とした・・・

asahi.com(朝日新聞):フェイスブック本社で集会 オバマ大統領、財政再建訴え (4月21日)
 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201104210098.html
なんとそれはフェイスブックをオバマ大統領の次回の大統領選キャンペーンも公式ツールとして使うという発表があった直後。そして社員700人の前で大きく語る大統領。・・
なんだか”なんでこんなタイミングに”、そしてなんでソーシャルメディアの第一人者である、一企業フェイスブックと、とても不自然に感じた。

そしてこんな記事以前に書かれたまで発見したのだ・・・
 あのオバマが選挙資金集めに活用したことで一躍世界に名を知られることになったSNS 首位のフェースブック。グーグルが今最も恐れるベンチャーである。
Diamond online(ダイアモンド社)2008年6月25日
”オバマの愛用!グーグルが恐れるフェイスブックの正体”
http://diamond.jp/articles/-/4618
Facebook Town Hall with President Obama
http://youtu.be/3ypVArkbsn8

( フェイスブックも大統領選キャンペーンの”プロパガンダ”に使用されるのか? )


アラブ諸国の革命もインターネットから起きた。そして情報統制されている中国でも、表立って言えない意見をネットを通じて消されては発表することがこのインターネットという情報革命的なツールを手に入れる事で、色々な政治がらみの社会情勢が変化することの多い最近の世界。

今まで”暗黒”のまま処理されてきたのが、今その一部がネットの情報交換によって暴きだされようとする、いわば陰謀を考える政府にとっては”恐るべき敵”。


しかし逆に考えれば、これを自分の都合の良い風に抑えることによって、まるで逆のキャンペーンに有利な支配者の”洗脳”ツールとしても使えるのだ。

そしてこのロイター通信の英語版の記事については、今でもウォールにアップする時には”見える文字入力”をすることを義務付けらえる。(そうでなければ、アップできない。)
勿論、内容はOBLやリビア情勢に関するもの・・・

このフェイスブックは、OBL殺害のニュースのあと、こぞってそれを祝うアメリカ国民の様子の写真をフィーチャーしていたという・・・(驚かないが・・・)

大統領選を応援することを社を上げて約束した、ということは、それに反する、”有益でない”情報を社員を上げて検閲して削除する、ということから始めるであろう。
プライベート設定である為、その内容を知っているのは”彼ら”だけである。

そしてやっとその日の夕方になってから私のアカウントのページは”メンテナンス”から

帰って来た。しかし”ある種”のニュースがアップされにくいのは元のままである。


そして大方の予想通り、米政府はオサマ・ビン・ラディン氏の”水葬”写真を公表しないと発表した。

(原文)タイム誌:" No bin Laden pictures "
http://thepage.time.com/2011/05/04/obama-wont-release-bin-laden-pictures/

CBS news: " Obama: I won't release bin Laden death photos "
そしてまた、本日ロイター通信はNBCによる”アメリカ国民の約3分の2が、オバマ大統領のビン・ラディンの遺体写真を公表しないという姿勢に賛成だ。”という”世論調査”結果を発表した。

(原文)" Majority agree with Obama decision on bin Laden photo:poll "http://www.reuters.com/article/2011/05/08/us-binladen-poll-photos-idUSTRE74725920110508

どこの国もやることは一緒である。・・
そうその裏には同じCIAの”集団洗脳マニュアル”があるのだから。

OBL抹殺作戦の前に、全く軍部の経験のないCIAの長官が国防省の長官に任命されたのは、納得が行く。
何せ、その作戦を実行したのは、アメリカ海軍の特殊部隊SEALsとかのCIAなのだから。・・・
CIA長官にはアフガニスタンで指揮をした軍部の司令官が代わりにトップとなっている。


asahi.com (朝日新聞):米国防長官にCIA長官起用 大統領方針、予算確保期待 (4月27日)
http://www.asahi.com/international/update/0427/TKY201104270587.html
そう、そしてオサマ・ビン・ラディン本人である、というDNA鑑定を含む3つの証拠(その中の妻を殺したり生かしたりして証人にしたものも含む)を出してきたのもCIAである。

この”作戦”は緻密にアメリカ政府により計算され、遂行されていたのだ・・・・


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